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文系女医の書いて、思うこと【スタンダード】

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2021年4月の記事一覧

「ウェーバー効果」を知っていますか?―子宮頸がんワクチンと同じことを新型コロナワクチンでくり返さないために

米ファイザーと独バイオンテック製の新型コロナワクチンでは、昨年の12月、海外での接種が始まった当初から、強いアレルギー症状の「アナフィラキシー」が他のワクチンの約10倍の高頻度で起きることが警告されていました。 日本でも医療者への先行接種が始まった2月17日からの3週間、アナフィラキシーを疑う事例が37件報告され、その大半が女性であったことから政府の専門家が、「(旧)茶のしずくせっけん(事件)を思い浮かべる現象だ」「化粧水をよく使っていることが関わっているのではないか」など

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ルターも愛した「宗教改革」のビール

ご存知の方は少ないと思いますが、500年前の今日、4月17日は「宗教改革」ゆかりの日です。今日は宗教改革を行ったドイツ人、マルティン・ルターの愛したことで知られる「ボック・ビール」について書きたいと思います。 日本ではあまり馴染みがありませんが、固定のファンが多いのでしょう、ドイツでは大抵どのスーパーでもボック・ビールを売っています。無濾過でアルコール度数が高く(7~8度くらい)麦芽味のあるこっくりと甘い味わいで、グラスに注ぐと赤い色をしているのが分かります。しいて言うと、

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WHOによるウイルスの起原の調査報告書【解説編】

「WHOによるウイルスの起原の調査報告書」を理解するための決定版記事。フィリピンのマニラにあるWHO西太平洋事務局に勤務していた頃の個人的な経験も踏まえ、現時点での評価を総括する記事を書きました。WHOは今回、中国に対して面白い駆け引きに成功したと思います。新型コロナウイルスの具体的な起原はこれが功を奏し、時間がかかっても必ずや見つかることでしょう。 3月30日に発表された「WHOによるウイルスの起原の調査」は120頁と部厚で、巨大官僚組織のWHOらしく無駄な文章や表現も多

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WHOによるウイルスの起原の調査報告書【抄訳編】

全120頁、やっとまとめました。報道には一面的な中国・WHO批判しかありませんが、報告書は科学的な内容で、中国が予想を上回る調査と解析を行っていたことがよく分かります。「政治的に捻じ曲げられたのではないか」と疑われる部分についても読めばすぐに分かる書き方になっています。WHO特有のまどろっこしい文章は省き、ハイライトのみまとめてあります。ぜひ読んでみてください。 【会見の内容についてはこちら(↓)の記事を】 https://note.com/rikomuranaka/n/n

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WHOによるウイルスの起原の調査報告書【会見編】

「分かったこと、分かっていたことはこんなにあった」 これが120頁におよぶ「WHOウイルスの起原の調査報告書」を読み終えた感想です。去る3月30日、1月14日から2月10日にかけて行われた、WHOによる新型コロナウイルスの起原の調査報告書が発表されました。発表の同時、日米を含む世界14カ国が「世界保健機関(WHO)新型コロナウイルス起源調査に関する共同声明」を発表して同報告書と中国を批判したこともあり、日本のメディアでは「中国が情報開示を拒否した」「WHOは実験施設からのリ

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新型コロナワクチンのアナフィラキシーは「化粧水を使うから女性に多い」説のこと

パンデミック収束への第一歩として、世界中で接種が急がれている新型コロナワクチン。日本では現在までのところ、米ファイザーと独バイオンテックが開発したワクチンのみが承認・使用されています。 しかし、ファイザー・ビオンテック製ワクチンには当初から強いアレルギー症状「アナフィラキシー」が高頻度で起きることが知られ、日本でも医療者への先行接種が始まった2月 17 日からの3週間でアナフィラキシーを疑う事例が 37 件も報告されたとして、注目を集めました。 アナフィラキシーの原因物質

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ジントニックのトニックウォーターって何?

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