「ウェーバー効果」を知っていますか?―子宮頸がんワクチンと同じことを新型コロナワクチンでくり返さないために
米ファイザーと独バイオンテック製の新型コロナワクチンでは、昨年の12月、海外での接種が始まった当初から、強いアレルギー症状の「アナフィラキシー」が他のワクチンの約10倍の高頻度で起きることが警告されていました。
日本でも医療者への先行接種が始まった2月17日からの3週間、アナフィラキシーを疑う事例が37件報告され、その大半が女性であったことから政府の専門家が、「(旧)茶のしずくせっけん(事件)を思い浮かべる現象だ」「化粧水をよく使っていることが関わっているのではないか」など