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文系女医の書いて、思うこと【スタンダード】

noteでわたしが書く記事が大体ぜんぶ読める基本のマガジンです。継続的に執筆を応援してくださる方、わたしの書いた記事を大体ぜんぶ読みたい!という方にお勧め。引用の際には出典のご記…
医学に関するデータやその解釈をいつも最新にアップデートしておくことを通じて命や健康を守りたい、とい…
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2021年3月の記事一覧

「note」リニューアル&ニュースレターお休みのお知らせ

noteのご愛読、メッセージ、サポート、いつも本当にありがとうございます。 こちらnoteでも先日ご紹介した「村中璃子のニュースレター」ですが、しばらくお休みします。note同様、みなさんに長く読んでいただけるものとなるよう、さっそくで申し訳ありませんが、もういちど内容や方向性を検討したいと思っています。今週の配信も楽しみにしていてくださった皆さんにはご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。 なお、4月からはこちらnoteもリニューアルします! このところ新

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オリンピックで生まれる新変異種「東京株」の衝撃

聖火リレーが始まり、いよいよ開催が現実味を帯びてきたオリンピック。しかしもし、オリンピックを機に変異株「東京株」が出現・拡散した場合、日本が受ける損失は、オリンピックを開催することで防げる経済損失を上回るものなのでしょうか。

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なぜ今ニュースレターをはじめるのか?

ご存知の皆さまもいらっしゃると思いますが、「村中璃子のニュースレター」はじめました。noteの読者の皆さんの中には「noteとどうちがうの?」とすこし混乱されている方もいらっしゃると思うので、今日はニュースレターの第3回目とほぼ同じものをnoteでも公開して違いを説明します。 https://rikomuranaka.theletter.jp/ わたしたちは今インターネットにアクセスすることで、いつでも、どんな遠くにいる人ともつながり、情報を大量に、そして無限に手に入れるこ

アトピーや花粉症の人の新型コロナワクチン

アレルギーのある人は新型コロナワクチンの接種を避けるよう勧告が出ていますが、アトピー性皮膚炎の人は安全に接種できるのでしょうか。花粉症の人はどうでしょう。Q&A形式で解説しました。 新型コロナワクチンの重い副反応として強いアレルギー反応、アナフィラキシーがあることはご存知ですね。実際には、新型コロナワクチンの重い副反応として「アナフィラキシーくらいしかはっきりとは確認されていない」というのが正確なのですが、日本でも接種者のうち37例にアナフィラキシーが起き、その多くが女性だ

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日本にも影響か、EMAアストラゼネカ製ワクチン副反応の調査結果

【5月7日、イギリスとドイツでの適応年齢の変更について追記しました】 【4月22日、イギリス当局発表の血栓データについて追記しました】 【4月7日、イギリスでの適応変更について追記しました】 【3月30日、ドイツでの適応変更について追記しました】 【3月20日、フランスでの適応の変更について追記しました】 【3月19日、日本で起こりうる血栓症のリスクについて追記しました】 アストラゼネカ製ワクチンと血栓との因果関係についてEUの薬事当局EMAが調査を行い、その結果が先ほど発

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ホスピスのくるま

病院以外の「自分で選んだ場所」で人生の最期を迎えるということについて、ドイツのホスピスについて書きました。 イースター(復活祭)までの1か月ほどのこの時期、ドイツの市場や花屋では「木の枝」が売られる。緑や赤をした小さなの芽を付けたツタ状の枝束からネコヤナギ状の枝までいろいろあるが、わたしはこれを買うのが好きだ。 写真のような「ショッキングピンク」としか表現しようのないネコヤナギがあったので、「これ自然の色でしょうか…?」と横にいる人におそるおそる聞いてみると、ちょっとびっ

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WHOは科学的で政治的中立な機関なのか

2021年2月18日、米バイデン政権はWHOに対し、新たに2億ドルを拠出すると発表した。これをトランプ政権からの方向転換として歓迎する声もあったたが、中国政府は昨年5月、WHO総会の最終日に2年間で20億ドルを追加拠出すると表明している。筆者は「アメリカの拠出金は何と少額なのか」と、冷めた思いで報道を眺めていた。 「中国のあやつり人形」の批判

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WHO「再生」のための選択

新型コロナウイルス発生から1年以上の過ぎた2021年1月14日、「ウイルスの起源の調査」のための世界保健機関(WHO)専門家チームが中国の武漢に到着した。一部の専門家に対して中国政府がビザの発給を渋り、到着を遅らせるなどのトラブルもあったが、長らく状況の詳細が不明だった武漢の地に再び世界の目が届いた。ウイルスの起源の調査の実施が決まったのは2020年5月、史上初めてオンラインで行われたWHO総会最終日のことだ。新型ウイルス発生の原因を究明し、パンデミックの再発を防ぐことを目的

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いちど広がったら消えないワクチンへの不安

ドイツはクリスマスの少し前から、ロックダウンしています。ロックダウン再々延長の決まった会議の行われた3月3日時点でドイツでは122日、すでに1年の約3分の1の時間(こうして数字にするとぐっ、ときます)をロックダウンしていることになります。感染者はロックダウン前と比べると大幅に減りワクチンの接種も進んではいるものの、変異株の割合が増えており、「まだもう少しだけ辛抱を!」というのがドイツの専門家の判断です。 そんな中、日本ではほとんど注目されていませんが、いま欧州で問題になって

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ロックダウンで変わる街の景色

【追記 2021年3月5日】昨日3月28日までのロックダウンの決まったドイツにおける、検査に関する重要なルールの変更について追記しました。 ブティックの並ぶハンブルクの目抜き通り。お店はすべてクリスマス前から4ヶ月もの間、閉まったままです。それでも春の陽気に誘われて、散歩している人もかなりいます。 ブランドの宣伝になるのでしょうか。ロックダウン中でも、ショーウインドウに商品をきれいに並べている店がほとんどです。 赤い大きな花を背景に水色の春らしいワンピースを飾った、おし

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