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文系女医の書いて、思うこと【スタンダード】

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2018年12月の記事一覧

マレーシア語で私の仕事と日本の子宮頸がんワクチン問題が紹介されました

以下のサイトに、マレーシア語で私の仕事と日本の反子宮頸がんワクチン運動についての現状が紹介され、私のウェブやSNSにたくさんのアクセスが来ています。 日本ではインチキ動物実験や裁判をもちいた反子宮頸がんワクチン運動は恐ろしい勢いを持って日本社会にワクチン忌避を定着させ、接種率を下げ、日本の女性は危険な状況に置かれるようになったと書かれています。また「幸いわが国ではこういった状況は避けられそうだ」と締めくくられています。 Dr. Amirul Amzarより Dr. Su

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ストックホルムのクリスマスツリーと太陽信仰

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本庶佑氏、ストックホルムでも子宮頸がんワクチン問題に警鐘 「マスコミはきちんとした報道をしていただきたい」

2018年12月11日 (火)公開の医師向け会員制メディアm3(登録料無料)への寄稿記事「本庶佑氏、ストックホルムでも子宮頸がんワクチン問題に警鐘「マスコミはきちんとした報道をしていただきたい」をm3の許可を得て加筆のうえ転載します。私がこの記事を書くことになった背景について知りたい方は、「ノーベル賞のストックホルムより」をどうぞ。 (写真はノーベル・レクチャー後にカロリンスカ研究所、アウラメディアで行われたレセプションで、子宮頸がんワクチン問題について話す本庶佑氏と筆者)

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ノーベル賞のストックホルムより

12月7日、スウェーデンのストックホルムにあるカロリンスカ研究所のアウラメディカホールにて、本庶佑氏のノーベル賞レクチャーが行われた。 1000人を収容できる会場は満席で、会場の外に設けられたサテライトでレクチャーを聞いた人もいたようだ。 会場では、本庶氏の妻、滋子さんに初めて挨拶することができた。 「村中です。いつも本庶先生にはお世話になっています」と名乗ると、「ワクチンの本を書いてくださった方でしょ。読みましたよ」と言われた。

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ナチュラル志向を疑い、そこを抜け出すことの難しさ

「最大の代償は友達を失ったことです。ナチュロパシーを信じ続けるかつての友人たちからの攻撃は熾烈でした」 2018年のジョン・マドックス賞受賞者は、元「ナチュロパシー医」で、のちにナチュロパシーを批判する立場に転じた米国人のブロガー、ブリット・ハーミーズ氏だ。ハーミーズ氏は、米国のワシントン州で1年に及ぶ小児科や家庭医としての研修を終え、州で初めての「ナチュロパシー医 (naturopathic medical doctor/ naturopathy physician)」に

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