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アビガンの光と影

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新型コロナの治療薬として注目の国産薬「アビガン」の素顔を追う連載です。単独のメディア記事や医学論文を読むだけでは、決して理解できない真相に迫ります。
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記事一覧

トランプ氏に投与され大統領選直前に承認された、ライバル薬「レムデシビル」

2020年4月1日、米製薬関連メディア「Fierce Pharma」から、ホワイトハウスが米国食品医…

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アビガンを上げて、落としたのは誰か

明日12月21日、承認審査の結果が発表されるというアビガン。期待の国産薬ともてはやされ、安全…

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高まる反コロナデモと対立する科学者たち

ドイツの首都ベルリンで、政府の新型コロナウイルス対策に抗議する3万8000人規模のデモがあっ…

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アビガン最大の問題は催奇形性という誤解

アビガンが新型コロナの治療薬としての治験を終え、承認申請を行うというニュースが出ています…

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新型コロナの空気感染を認められなかったCDC

この記事は、新型コロナの治療薬として期待されているアビガンについての連載「アビガンの光と…

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米国防総省からアビガンに巨額助成金の怪

オバマ政権化のアメリカ国防総省から巨額助成金を得ることになったアビガン。感染症に対するト…

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アメリカが発掘した「富山県」のアビガン

新型コロナウイルス感染症拡大で注目を集めた、富士フイルムの経口薬「アビガン」。アビガンの歴史は、2009年の新型インフルエンザ、2014年のエボラ出血熱、そして2020年の新型コロナと、パンデミックの現代史と共にあると言っても過言ではありません。  わたしは西アフリカでエボラ出血熱がアウトブレイクした2014年からアビガンの動きを追い、富士フイルムの関係者やアビガンを扱う研究者にも取材を行なってきました。また、私が現在働いているドイツにあるベルンハルト・ノホト熱帯医学研究所は

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