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文系女医の書いて、思うこと【プロフェッショナル】

「文系女医の書いて、思うこと【プロフェッショナル】」はわたしが書くすべての記事を読みたいという方、定期購読で応援してくださる方向けです。執筆の舞台裏エピソードや医療関係者向けの特… もっと読む
内容の詰まった記事を更新していきます。「文系女医の書いて、思うこと。【スタンダード】」とだいたい同… もっと詳しく
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2019年6月の記事一覧

子宮頸がんワクチンをめぐる「命と科学を損なう2つの裁判」へのメッセージ

6月13日、科学的な言論を守るための団体「守れる命を守る会」は、「子宮頸がんワクチン、積極的接種勧奨差し控えから6年―命と科学を損なう2つの裁判」と題した記者会見を行い、声明を発表しました。その際に寄せられたメッセージが同会のウェブサイトに掲載されていますので、私のnoteでも紹介させていただきます。公表の許可がとれたのは医療関係者のものだけとなってしまいましたが、私のもとには一般の方からいくつものメッセージが届いています。 どれも大切なメッセージです。本当にありがとうござ

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1位はフランス。でも、注目すべきは「日本とオーストリア」世界の反ワクチン度調査で

昨日、イギリスのウェルカム財団から世界140か国、14万人を対象にした「反ワクチン度」に関する調査のレポートがでました。 ワクチンに対する信頼は、先進国で低く、南アジアとアフリカなどの発展途上国で高く、栄光の反ワクチン第1位はフランスという結果になりました。 さて気になる日本の反ワクチン度は?

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ワクチンの強制接種は「迫害だ」と亡命を求める人たち

あふれる医療フェイクニュースから私たちはどうやって自分や家族の命と健康を守っていけばいいのでしょうか。世界にはワクチンの強制は迫害だと言って亡命を求める人がいます。ワクチンとの因果関係が証明されない症状を薬害だと主張し訴訟を起こす人もいます。亡命や訴訟など弱者を守るためのシステムが科学を否定する市民運動の手段になることに関し私たちはどう対処すべきなのでしょうか。 【2020年9月30日、追記しました】 「私たちは子どもたちに毒を与えることを許さない。亡命は戦争による迫害だけ

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note版『10万個の子宮』に『メイキングオブ10万個の子宮』収録エッセイ全掲載

今日で子宮頸がんワクチンの積極的接種勧奨停止から6年。 5年という節目であった昨年とはちがて、今年この問題を取り上げた報道は少なく、まるでこの問題がなかったものであるかのようになりつつあることに危機感を感じます。 細々とですが、わたしもこの問題についてnote等から発信を続けてきました。子宮頸がんワクチンの薬害を主張する医師から起こされた裁判は一審で敗訴しましたが、ウェッジ社と元編集長が判決を受け入れるなか、1人で控訴もしました。 しかし、子宮頸がんワクチンの接種が本格

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子宮頸がんワクチンの積極的接種勧奨停止から6年。守れる命を守る会、記者会見のお知らせ

今月14日で子宮頸がんワクチンの積極的接種勧奨の一時差し控えから6年。「一時的」と言われていたにもかかわらず、差し控えは6年にも及び、2016年には証明されない薬害に対して国が訴えられる事態にまで発展しています。勧奨停止から6年となる前日の13日、子宮頸がんワクチンの危険性を主張する医師から私に対して起こされた裁判をきっかけに発足した、科学的言論を守るための団体「守れる命を守る会」が厚労省記者クラブで会見を行います。 守れる命を守る会に公開された、会見の案内のリンクはこちら

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被害者にNGを出すメディア

あふれる医療フェイクニュースから私たちはどうやって自分や家族の命と健康を守っていけばいいのでしょうか。「なぜ医者と薬は信頼できないのか」の第6回目です。この記事は単品でも読めますが、続けてぜんぶ読んでいただくと1つの長い作品になっています。

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