もっと問いかける法哲学の章テーマ一言コメント

もっと問いかける法哲学

やろう!とXを流れていた。だからやった。本も読みたいね、読むべきだろう。

ワクチン接種を義務化すべきか?
いいえ。他の予防接種なりと同じ程度にそれぞれの状況に配慮する必要がある。『まともに合理的な人間であれば必要なワクチンは接種するだろうし、その程度のハズレ値には医療は対応できるべきだとは思う』がより正直な補足か。

カジノを推進すべきか?
いいえ。ギャンブル施設は現状十分以上に存在する。現状を推進・削減する必要はともに少ないと考える。各人の成り行きが結果として現れるだけじゃん、巨大施設は。

セックス・ワーカーになる自由はあるか?
はい。本人が望むなら性的サービスの提供者にも利用者にもなることはできるべきだ。

人間の遺伝子を操作してよいか?
はい。それほど意味がある操作ができるとは思わないが、操作してよいかと聞かれると、よい。どのような操作を遺伝子の操作と呼ぶのか曖昧ではある。

奴隷契約は有効か?
いいえ。個人と個人の関係は双方に配慮されるべきだが、あまり穏当ではない言葉を軽々に使うべきではない。個人と集団などでも同様。

男性の育児休業取得を義務化すべきか?
いいえ。非当事者すぎてわからない。どういう意図の質問かもよくわからないが、女親の負担が多すぎるという意図ならそうかもね。家庭内で穏やかに決めてよ〜。

ベーシック・インカムを導入すべきか?
はい。生活保護とか、年金とか、福祉とか。延長になるか包括するかは不透明だろうが、将来や恥を人質に急かすように何かを強いることは不健全ではある。どの程度の不健全さが許容されるべきなのか、色々展開されるだろう。

男女別トイレは廃止されるべきか? 
いいえ。男女別トイレは構造的に合理的だし、過度のアイデンティティ・ポリティクスが社会に不和と分断を招いていることは重要な社会の課題だ。議論が必要であること自体がもっと周知されるべきだし、紋切り型の軽蔑しかできない人間はこの話題に参加すべきではない。

ヘイト・スピーチを規制すべきか?
いいえ。スピーチ自体は広く行われてよい。扇動も議論も煽り立ても、発言自体は規制すべきではない。前項と密接な関係がある。

子どもに選挙権を与えるべきか?
はい。18とか成人とかがそれほど意味のある区切りだとは思えない。政治の透明化が社会に不和を招いていることは明らかだし、年齢を排除区分にすることは明らかに不適当である。だいたい子ども全員示し合わせてどこかへぶち込んでも全体に影響しないのだから。真面目に政治について考えなさいよ。

死刑制度を廃止すべきか?
はい。『心からそうすべきだとは思えないが、欧米にそれを理由に大きな顔をされるのは不愉快だから』がより正確なところだが、社会安定可能がある程度は実証されている以上、死刑廃止は理想論みたいな言い分は不誠実極まりないだろう。

移民を自由化すべきか?
はい。柔軟で安全な労働力の移動が推進されるとよさそう。今はどうせ過分に安全策を講じているんだろうけども。

フェイク・ニュースを規制すべきか?
はい。特に報道機関が発するニュースは慎重なものであるべきだし、個人のインフルエンサーについても彼らがより慎重であるべきだというメッセージを刑罰で啓発すべき。

捕鯨をやめるべきか?
いいえ。野生動物の狩猟や利用はそれぞれ適当に行われるといいし、クジラを例外にする合理的な理由があるとは思えない。まあ、アイデンティティ・ポリティクスそのものなので気軽に断定的な口調を用いることは避けたほうが良い。

裁判官は AI で代替できるか?
部分的にはい。人間が特別である理由がない、裁判官が特別な人間であるべきではないという気持ちはある。裁判官がAIを利用、共存する形から徐々にシステムが主になるように移行していっていいんじゃないかと思うが、実際どうなのかみんなで歴史の証人になろうよ。


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