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子どもは思ってるより大人の言うことがわかっているという話

2月の半ばごろから地域の美術教室にてお手伝いをさせていただいている。
娘も1歳を越えてきたので、以前よりは安心して預けられる・私もそろそろ働きたい・以前より目標にしてきた美術教育に関わるをしたい等の理由で。


ギャン泣きからの成長

先週は夫に任せたところ、ギャン泣きで手をつけられず10時までお風呂にも入れずママ待ちの状態になっていました…。
夫曰く「ママを探してくつを履いて外に出ようとしていた」とのこと。(ちなみに夫は大変な状況だったにも関わらず私にとっても怒られました。ごめん)

健気さにグッときてしまいましたが、これもいつか娘が越えなければいけない壁。

がんばって欲しいので今週は娘と「対話をする」ことを意識しました。
「今日はママはお仕事だから、パパがお迎えにくるまでばあばと一緒に遊んでいるんだよ」と繰り返し、朝家にいる時、家を出る前、車に乗っている時、ばあばの家に到着した時の4回にわたって伝えました。

前半の部が終わり、一度夕飯をいただきに義実家に行くと、「ママ!」と元気な娘の姿が。
先週まではパパが必ずついていたので今回は本当にひとりで預けられたのですが、一度も泣かずに過ごすことができたようです。

子どもは見通しが持てると安心する

”見通しが持てると安心する”のはなにも子どもに限ったことじゃありません。

たとえば職場で仕事をふられたときに、仕事の期日はいつまでか、期日間に合わせるためにいつまでに仕上げていく必要があるか、など見通しを立てて考えたくなりますよね。
数ある仕事の優先順位を決めるためにも「この仕事、いつまでに仕上げておけばいいですか?」など上司に聞いた経験はないでしょうか。

それが子どもとなると「ちょっとまってて」とか「すぐだから」と具体的にいつまでかを明示されないまま待たされることになります。

待つっていつまで待てばいいの?と不安に思いながら過ごすのって大人でも結構ストレスじゃないでしょうか。

「うちの子我慢ができなくて」と悩む親御さんは「今日の予定は〇〇で、〇〇をする予定だよ。」などあらかじめお子さんとお話しすると、安心してくれるかもしれませんよ。

ひとりの人間として対等に向き合うこと

後半の部の仕事に戻るため、再び娘に言い聞かせました。
「ママはまたお仕事だから、パパと仲良くお風呂に入ってねんねしてね。ママは娘ちゃんがねんねしたころに帰ってくるからね。」と。
義母には「そんなの言ってもわからないよ〜」と言われてしまいましたが、これは続けていくつもりです。

何も言わずにママが突然消えてしまうことの方が娘にとっても良くないと思ったからです。
きっと私が突然いなくなったら「捨てられた」とか「裏切られた」という気持ちを残してしまうのではないでしょうか。

日本では「まだ子どもだから〜」といって蔑ろにしてしまう風潮が少なからずあると思いますが、”対等に1人の人間として尊重すること”を小さい頃から実践していくことが自立できる人間を育てることになるのではないでしょうか。

たぶん、きっとそうだと思って続けていきます。


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