2018年11/21-11/30Twitter掲載詩
イルミネーション
何処に見に行こうか
冷たい空気が頬をかすめてく
繋いだ手からは君のぬくもり
一緒にいるだけで
煌めき世界
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彼氏さんが欲しいんじゃないんです
安らぎが欲しいんです
真黒き部屋の一番小さい電球みたいな
そんな明るさで
ここにいるよって
隣じゃなくていいから
半歩後ろでも前でも
ちゃんと傍にいてくれて
私のことを見てくれる人
__________
恋愛の教科書やら
ハウツー本もあるなかで
全部どれかにあてはまるなんて難しいわけで
そうどれかじゃなくて
彼専用の攻略本はありませんか？
ないんですかそうですか
だったら私が先頭きるしかないですね
そういうことでしょ
でも誰にも渡したくないので
私だけの秘密ですよ
門外不出です
#詩人の本懐 「教祖」
__________
目を閉じ
研ぎ澄ます感覚
君の声に体を委ね
見るは君の世界
星空輝く満天
僕の涙は流れ星になった
__________
ゆびきりげんまん
あなたの小指と私の小指
交差し何を願おうか
あなたがほしい
__________2018/11/21
私を彼女にしてください
#詩人の本懐 「本音」
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心のままに
つまりは
素直に
素直なんて簡単にいかなくなったのは
いつ頃だろうね
大人の皮だけかぶって
顔色うかがって
嫌われたくなくて
でも嫌われて
生きにくい
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夜のカーテン開けたら
眩しい光が広がってる
そこは天国ですか？
現実と言うなら
その眩しさは私に何を与えてくれるのでしょうか
笑顔で迎えられる喜び
涙して飛び起きる朝
寂しさで埋まる心
あなたの傍にいられる安らぎ
私の求めるものはそれだけ
#詩人の本懐 「明日」
__________
あなたへの手土産は
好きの花弁だけを残した花一輪
受け取ってもらえますか？
それとも私の心ごと
散らしますか？
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指折り数えた日々もあと片手分です
心がざわざわするのは
緊張からでしょうか
逃げ出したいこの気持ち
後ろ向きに歩けば減るでしょうか
あなたの前にやっと向き合えます
__________11/22
抱きしめてください
それだけで充分です
あなたの体温に触れるだけで
満足です
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子守歌を聞かせてよ
眠れない僕に子守歌を
あなたの声で聞かせてください
音痴でもいいんだよ
あなたの声だから意味があるのです
君の声だから聞きたくて
あなたの声だから癒されるのです
君の声を聞かせてよ
あなたの声で安穏の眠りへと
誘われたい
__________
私の心は欠陥品でしょうか？
あなたを思うとぎしぎしと
音をたてるのです
苦しくて
涙まで溢れます
私の心の替えはありますか
替えられるなら簡単なのに
私の心は一つしかなく
今でもずっと
あなたへの想いで溢れているのです
#詩人の本懐 「部品」
__________
あがいてももう目の前です
出した答案用紙は
丸がついて返ってくるだけ
もう答えは覆りません
だったらその運命に総てを委ねましょうか
悔しいけれどそれが現実
それでも願ってしまうのです
あなたのことを
__________11/23
会いたい、と
言葉にするのは簡単なのに
行動するのは難しく
物理的この距離がもどかしく
壊したく
動きたく
鳥になれたらいいのに
__________
まっすぐな言葉を私の声にのせて
あなたに伝えます
私の届けたい想いを
装飾なくあなたに伝えます
その言葉が想いが強さが
あなたの心を射止めますよう
#詩人の本懐 「素直」
__________
あなたの煙草の銘柄も
吸わない私はうろ覚え
煙草を持つその手の仕草に
見惚れる瞬間
煙にむせる私は子供なのかと苦笑う
あなたに近づきたいのに
境界線を引かれたようで
歯痒くて悔しくて
隣にいるのに
あなたとの距離を感じつつ
服の裾を掴んだまま
煙の向こうのあなたを想う
近くて遠いこの距離
__________
私の胸には穴がぽっかりあいてます
ハートの形のその穴は
いつしかごろんと落ちました
恋とはなんですか？
ときめき
愛しさ
僻み
妬み
恋に関する感情が
そのままぽっかりなくなりました
恋とはなんですか？
なくなった私のハート
見つけて誰か
はめてくれますか？
#詩人の本懐 「部品」
__________11/24
待ち合わせ
凍てつく空気の中
手が凍える
冬の足音がもうすぐって
昼間の太陽はどこに行ったのか
まだかな、
まだかな？
まだかな…高鳴る鼓動と
緊張と
早く君に会って抱きしめたい
会いたい
__________
笑ってありがとうって
簡単に消えれば
今までだってそうしてた
そうならなかったのは
大好きで大好きだったから
自然に風に吹かれて
形なくすまでもう少しこのままでいてもいいですか？
__________11/25
そこに希望はありますか？
それとも絶望ですか？
どちらにしろ私は
この日を待っていたのです
そこに想いは詰めました
__________
死なないで、とは言えない
言わない
消えないで、とも言えない
言わない
君が思うなら
したいようにすればいい
それがたとえ薄情と思われても
止めてほしいと思っていたとしても
それをするのは私じゃなかった
ただ
もっと声を聞きたかったし
話したかったし
君を知りたかった
突然のお別れだけが辛かった
さよならって
聞きたくもないけど
聞きたかった
だから君の帰りをただずっとずっと待ってる
君のただいまをひたすら待ってる
あれから何年
君はどこかで笑顔でいますか？
私はもう大人になりました
__________
私は心を閉ざします
それでも私は文字を綴ります
ここは詩がない詩を書いていく場所
私の想いを吐露する場所
それだけをお許しください
私はただ
私の想いを
届かない気持ちを
ここに吐き出すだけ
それは恋愛やら何やら
私の言葉で白いページを染める場所
私を認めてください
__________
一方通行の想いは
壁にぶつからなければ止まらなく
器用に曲がることも
消すこともできずに
ぶつかるまで進むしかなく
ぶつかって粉々に砕けても
散った破片が胸に刺さって抜けなくて
どくどくと流れ出る血でまた
私の想いの池が貯まってく
__________
あなたは何をしたかったのですか？
何のために動いていたのですか？
その努力は実りましたか？
それとも、諦めてしまったのですか？
どろどろの泥水吸い込んだ花は
綺麗な花を咲かすことができましょうか？
一番汚い蕾を成して
綺麗な花が咲きますか？
誰が悪いわけでもなく
誰が悪いのです
___________
納得できないことを納得させるにはどうすればいいのでしょうか
僕にはその術がわかりません
心を閉ざせばいいのですか？
そしたら君の声が聞こえません
__________
やりたいことは揺るがなく
それは好きだからこそ
潰したくなく
それは一人でできぬこと
二人の手で作ったキラキラを
形にして
ほら宝石箱を作りましょう
__________
口から出るでまかせが
全部幸せになるならいいのに
#詩人の本懐 「口実」
__________
君の声を聞いていたいのです
大好きな君の声
僕は君が大好きで
大好きで…
それが迷惑というのなら
いっそナイフで突き刺して
僕の心を取り出してくれればいいのに
半端な優しさは君をも傷つけ
半端な僕はもっと君を傷つける
僕はあなたの何ですか？
__________11/26
あなたの手は２つしかなく
けれど、
救いたい人はそれ以上いて
私の手を差し出せば
少しは手助けできるでしょうか
それでもあなたを助けられる人は
誰ですか
人に差し出したままのあなたの手はボロボロで
あなたを守る人は何処にいますか？
それは私ではないことはわかってます
あなたに傘を差し出せる人が
私は純粋に羨ましいのです
__________
割れたコップは直らなかった
水漏れ激しく
いくら注いでも何もたまらない
絆創膏で修復しても
傷を見えなくするだけ
気づかないふり
気づいてて見ないふり
もう捨てるしかない？
触れた指に赤い鮮血
痛むのは、ココロ
__________
気負っても言葉が浮かばないなら
書けない時はのんびりしましょう
嫌でも想いが溢れるときは
言葉の海に溺れてしまうのに
悔しいね
__________
円が切れれば書き足せばよく
紐が切れたらまた結べばいい
それは代わりではなく
とても大事なものへと変化する
__________
その風は
心まで凍らせると言うのなら
私のこの
もう必要ない感情ごと
凍らせてください
いらない
いらない
余計な感情
それかどこか遠くへと
拐っていってください
私の涙ごと
#詩人の本懐 「北風」
__________11/27
丸いものが円と誰が決めた？
歪んでいていい
繋がっていればいい
人と人が繋いだ手はどうしたって歪むじゃない
歪んでいい
いびつでいい
それが個性
私は私
あなたはあなた
向かい合って点と点
繋がって線
縁で結んだ円になる
__________
あなたがいても寂しかった
あなたがいなくなって穴が開いた
穴を埋めるために必死だった
開いたままでも平気になった
それでもあなたを追いかけてる
あなたの総てで回ってる
あなたに追いつくのはいつですか
追いついたらやっと
あなたの名残を上書きできますか？
#詩人の本懐 「順応」
___________
あなたの言葉は本当ですか？
嘘ですか？
建前ですか？
どうして本音を見せてくれないのですか？
真実はいつわかりますか？
私の好きは消えない、と
何故わかるのですか？
消えたら私の勝ちですか？
いいえ、
それでも私の負けですね
悔しいけれど
あなたの勝ちです
__________
見ない気にしないができればどんなに楽か
好きだから
見る気にする追い求める
…それで苦しくなるのに
自分よ馬鹿だねって
一番わかってる
__________11/28
私は自分の両手をじっと見た
愛も友情もそこになかった
どうして他人は持ってるのに
どうして私は持っていないの？
妬みだけが募っていき
憎悪の炎が私を取り巻く
性格のせいなんて笑うこともできずに
私はただ呆然とリア充たちの間を歩く
せめてあの人の愛が欲しかった
それだけで充分だった
どこでボタンをかけ間違えた？
__________
人の声を聞いて寝るのが好き
俗に言う固定とか安定とか
友達だってそれは楽しく嬉しい時間
でもあなたの声が一番好きで
その眠りにつくまでが
至福の時なのです
歯車が狂ったと言うなら
どこまで戻せばいいですか
お願いですから
もう一度私を見てください
駄目ならば突き落としてください
潔く
__________
あなたに「告」げたかった言葉は宙に浮き
あなたに「告」げられたかった言葉は消え失せました
与えられたのは残「告」な言葉のみ
泣いてすがれるならすがりたく
それでもあなたの背中が壁となる
あなたはもう振り向かない
#優しい言の葉 「告」
__________11/29
寂しいって口に出しても
届いて欲しい人には届かない
だから一人我慢するしかなくて
甘えられないなら
どうしようもないでしょ
言えば振り向いてくれますか？
__________
やっぱり無理です
無くすなんて
やっぱり好きです
あなたのことを
胸の痛みは本物で
やっと涙することができました
傍にいることができないのなら
私の生きてく意味とは何ですか？
__________
選手宣誓
あなたを諦められません
足掻いていいですか？
わがままぶつけていいですか？
あなたが好きです
大好きです
もう一度言います
私はあなたを諦められません
__________11/29
私の心にシンと言葉が刺さった人がいた
闇詩とは言っていた
また会えるはずと思っていたのに
待っていても流れてこない
出会いは一期一会
いいねだけじゃなく
見つけたら捕まえる（フォロー）
勇気も必要か…
どこにいますか？
__________
恋愛と友情のボーダーライン
踏み越えなきゃよかった、
なんて
後悔したって
君の声が性格が総てが
私を虜にした
越えるべきして踏み出してた
そこに理由なんてなくて
理由があれば好きにならなかった
ただ恋が破れるのも簡単で
君は私を残して
恋を飛び越えていってしまったの
#君色の詩 「境界線」
__________
無防備なあなたの隣
一緒に眠れる幸福と安心感を抱いて
あなたの吐息聞きながら
深い深い眠りにつきたいの
#詩人の本懐 「睡眠」
__________
あなたへの想いを込めて膨らませた風船
私の気持ちみたいにしぼんでく
空気が抜けて
しわくちゃになる前に
自分で蹴りをつけたく
私は私の棘でそっと風船に触れる
大きな音と共に割れる風船
残ったのは
元に戻せない風船の残骸と
立ちすくんだままの私の涙でした
__________
空にも届かないこの手は
あなたにも届かなかった
__________11/30
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