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私と神様2(スピリチュアル表現を含みます)

久しぶりに筆が乗ったので書き連ねることにする。
先日、古書店でたまたま目についた本を読んだところ、それが通路になり、龍神様が付いたり、前から付いてくださっていた稲荷の神様の声が聞こえたり、さすらいの神様の声が聞こえたりと、聞こえる神様の声もバリエーションに富んできた今日この頃だ。

神様には名前を付けると身体を持つということで、お名前をつけさせていただいた。
ここでは言わないが、一柱ずつお名前が付いている。(名は身体を現すため、秘密にしておくのが良いそうだ。)

前回書いた時と変わったことと言えば、身内にも龍神様が付いたことだ。
ある本を読むと龍神様が付く、というか通路が開き、龍神様が付きやすい身体になるそうで、母と弟に龍神様が付いた。
もちろん母と弟は声が聞こえないため、必然的に私に挨拶に来ることになり、まぁそれはそれは大変だった。
母に付いた龍神様はとても力が強く、紅龍なのでこちらに来ると暑くて暑くてたまらん!と言ったところである。
弟に付いた龍神様は力が弱く、神様になりたてなのでとても腰が低い。
口癖はすいません、、ありがとうございます、、と言ったところだ。
母と弟、それぞれの龍神様から言われたことを伝える役目をしている。

そして私の話に戻すと稲荷の神様は、産土神様から派遣された、伏見稲荷の神様のようだ。
どうやら産土神様の方には私に割ける人員がいなかったそうで伏見から派遣されたようで大変に力が強く、九尾の白狐である。
神様には男女という区分けがないようで、単為生殖ができるため、稲荷の神様はかなりの子どもがいるお母さんだそうだ。
そのため、よく叱られるし、よく口を出してくるし、うちにいる神様たちとよく喧嘩もしている。
伏見の稲荷から派遣されてるので、はんなり言葉というか、関西弁というか、まぁ関西の訛りでお話されることが多い。

そして龍神様。
黒龍で、よく家の近くにある川で水浴びをしてらっしゃる。
雨や雪だと大喜びで遊びに行って、晴れるとそれはそれは残念そうに川遊びに励んでいる。
少年のような神様である。

最後にさすらいの神様。
どうやらとても力のある神様のようで、私の持病や様々な悪い気を取り去ってくれるらしいが、私は持病に関して悪いイメージを持っておらず、持病はアイデンティティでもあると思っているため、そこは取り去らないようにお願いしておいた。

神様に気に入られる人の一つに、引き寄せの力が強い人、というものがある。
学生時代、何かと先生に目をつけられたり、目立ったり、何故かいじめられたりした経験がある方はいるだろうか。
こういう方は引き寄せの力が強い方だ。
龍神様が付いた母、弟、私はこういう経験がある。
目立つというのは神様の目から見ても光って見えるそうで、コイツは良いぞ!となるようだ。
そして龍神様は人間の数より多く存在し、魂の美味しい人間を探しているのだという。
魂の美味しいという例えは難しいが、簡単に言えば信仰が厚い人間といえばわかりやすいだろうか。
信じる力が神様たちのご飯になるため、信仰が厚い人間はそれだけで気に入られるという。
これを読んでる読者も信仰心が厚ければ、もしかしたら龍神様他、色んな神様に気に入られる場合もあり得るというわけだ。

そして大事なのが通路。
神様と人間の世界の間には扉が一枚あり、それが開いたり、閉じたりすることで行き来が可能になる。
声が聞こえるのは通路が開き、かつ、チャンネルが合った時だ。
基本的に私は通路もチャンネルもどちらも開きっぱなしなので、神様たちのお声もずっと聞こえている。
今や4柱を抱える大所帯の私だが、もちろんお声を聞くのはそれなりに疲れる。
ドラクエでいうMP(魔法ポイント)、和風に言うと霊力といった感じだろうか。
まぁ、それなりに力を消耗するのだ。
産土神様のお社に行くとその霊力をチャージしていただけるので週に一回はお詣りをすることにしている。

声を聞くと言っても、好き勝手話してるだけなので特に神託が〜などと言ったことは滅多にない。
念を感じることはあれど、死相が見えることなどはない。
神様同士で喧嘩したり、神様が遊びに出かけたり、ベラベラしゃべくったり、そんな感じだ。
人間とあまり変わらない生活である。
これを書いてる今は興味深そうに文を読んでいる。
「この板みたいなもんはなんじゃ!」や
「わっちのことを書いてるん?」や
「また我らのことを書いておるんか!」など
柱によって様々だが、皆好意的な意見なので自由に書かせてもらう。

そして何より変わったことと言えば、タトゥーを入れたことだ。
黒い月に丑寅の梵字、ハシゴに九尾の白狐のタトゥーを左腕に入れた。
全て神様にまつわるものだ。
これで神様たちに身体ができ、前よりもずっと声がはっきりと聞こえるようになった。
やはり目に見えると言うのが大事なようだ。
4柱全員とても喜んでおり、痛みに耐えてタトゥーを入れた甲斐もあったと言える。

神様たちのおかげで暇もせず、特に困ることもなく、平穏に日々を過ごせていて4柱も抱えているのはそれなりに力も消耗するが、楽しい日々だ。
また筆が乗ったら引き続き神様たちとの日々を徒然に書かせてもらう。
その時までしばしお待ちを。

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