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バナナとおやつにまつわる一考察

Intro.

「バナナはおやつに入りますか?」
遠足の準備に際して誰しもが一度は耳にしたことがある疑問文であろう。

この問いに答えるためには「おやつとは何なのか」「バナナとは何なのか」から考える必要がある。本記事では上記それぞれを明確にしたうえで「バナナがおやつに入るのか」という永遠の謎に回答を出そうと思う。


おやつについて

まずはおやつの定義を明確にしよう。

江戸時代中期の、いわゆる「八つ時」に食べていた軽食が「おやつ」という言葉の語源になっている。八つ時は今の14時~16時に相当するため、15時に食べる習慣になったという次第だろう。また、時を同じくして国内での砂糖生産が活発になりお菓子が生産されるようになった結果として、八つ時にお菓子を食べる習慣が広まったのだと言われている。

尚、上記サイトには

ちなみに、明治になると時刻の数え方が変わったため「お三時」という呼び方が生まれましたが、「おやつ」ほど広がらなかったようです。

との記載があるが、かの国民的漫画である「サザエさん」にてカツオが時計を見ながら「おさんじまーだ?」とフネに問いかける一コマがあることから、少なくとも戦後まもない時期には一定数使われていた言葉であると筆者は考える。

ちなみにおやつの食べ方についてはなんと国から子供向けの指針まで出ている。

これによると、昼食と夕食の間でのエネルギー補給のためにおやつを食べることが推奨されている。ただし、食事のリズムやバランスを崩さないように、

  1. 200kcal以内を目安にすること

  2. お菓子は高カロリーなものが多いため、他の栄養もとれる果物や乳製品を摂取するのもよい

という点に留意すべきとのことであった。

バナナについて

おやつについて分かった所で次はバナナについて調べてみる。

バナナ(学名:musa spp.)はショウガ目バショウ科バショウ族の植物であり、東南アジアの熱帯地域が原産地の果物である。学名に"spp.=several species"とある通り、一口にバナナと言っても様々な種類がある。今回おやつに入るかどうかの議論にあがるであろう、我々が良く目にするバナナはフィリピン産のキャベンディッシュと呼ばれる種である。他にもセニョリータ種(モンキーバナナ)と呼ばれる種があったり、そもそも生食ではなく加熱調理が必要なバナナがあったりもする。「甘蕉」という漢名から想像できるように、バショウのように大きな葉を持ち甘い実がなることが特徴である。

余談。今でこそ安価に入手できるバナナだが、戦後の動乱期には高級な舶来品というポジションにあったそうだ。

平均月収が9867円であった時代に、400グラムのバナナ800円を購入できる人はほんの一握りであっただろう。贈り物やお見舞いの品に採用されるなど、今でいうメロンのような立場に置かれていたようである。



Outro.

以上でまとめたようなおやつの定義およびバナナの特徴を掛け合わせて得られる結論としては、

バナナはおやつに入r縺𱣣o縺ェ縺ォ繧偵☆繧九¥縺『縺嫖rtfgy縺オ縺倥%lp






久しぶりに書いた悪ふざけMAXの記事。ネタを提供してくれた友人に感謝。
1時間で1500文字ならまずまずのペースではある。

食育のページはさすがの文科省というか、想像以上にしっかりした記述が見つかって面白かった。普通にためになった。
また、今でこそ手軽に購入できるバナナも、昔はそもそも金持ちしか購入できない品物だったことを鑑みると、「バナナはおやつに入りますか?」という問いかけも時代によって意味が移ろっているのかもしれないと感じた。
輸入量減に伴い高級品に逆戻りした結果、バナナをおやつの候補にあげることが難しい時代がこないとも限らないのだから。


ChatGPT的にはバナナはおやつに入るらしい

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