愛用PCの追悼と新PC選定の話

10/25のことである。
「PCに電源は入るのにWindowsが起動しない。なんならメインディスプレイも映らない。前日までは普通に使えたのに」

愛用していたノートPCの最期はあっけないものであった。
3年と3ヵ月に渡り使用していた愛機は完全に沈黙してしまった。

サポートやらなにやらに確認してもらった結果、

・SSDが故障してしまいデータが読みだせない
・ディスプレイかディスプレイまでの配線の具合も悪く描画が不安定
・ファンも上手く回っておらず放熱ができていない

このような状態であった。人間でいうなら多臓器不全といった所か。
幸いなことにデータは別のHDD上に保存してありそちらは読み込めたため、被害は最小限に抑えられた。


ということで新しいPCを選定することになった。
この記事はその過程の記録である。
とはいえ日記であって他の人に有益な情報があるわけではないと思う。


1. 故PCの選定基準

まずは以前のPCの選定基準について振り返る。
購入したのは以下の機体であった。

選定基準は以下の4つであった

①サイズは14型以下
②SSDとHDD両方内蔵されていること
③CPUはcore i7か最低限core i5、メモリは8GB
④全部合わせて15万円以下

①については家だけでなく出先でも多用することを想定していたため、15型よりも大きなサイズだと不便だという判断の基である。小さければ小さいほど良いという考えであった。

②について、PC内に入れるデータ量が多くなることが予想されたことと、SSDでないマシンでは重くて作業に支障が出ることを危惧した結果としてSSD/HDD両方内蔵が必要という結論に達した。
大容量SSDが入った端末を選ぶという選択肢もあった気がするが、この判断で結果的に正しかったというのは前述のとおりである。

③に関して、本機の前に使用していたノートPCがCPU:celeron・メモリ:4GBという代物であり、メモ帳を開くのにも数秒かかるような環境であった。
せっかく買い替えるのだからある程度の性能は要求したいという思いがあり、このような性能設定とした。
ちなみに①と③の両者を取ると結果として13型と14型しか残らなくなることが当時の選定結果で分かった。小型化を進めると高性能機はなくなるようであった。

①②③を満たしながらかつ可能な限り安い端末を探した結果として見つかったのが上のマシンであった。
当時で13万円ほどだったと思う。決して安い買い物ではなかったがコストパフォーマンスは十分だったと思う。

ちなみに3年保証を付けていたのだが故障したのは3年3ヵ月後だった。世の中よくできている。

2. 新PCの選定基準

この3年の間に生活スタイルも変化した。
それに伴いPCに要求するスペックも変化した。
今回の選定基準は以下である。

①サイズは15型以下
②GPU搭載機(GTX 1660ti以上)
③SSDとHDD両方内蔵されていること
④CPUには特にこだわりなし、メモリは16GB以上

①について、出先に持ち運ぶことがなくなったため、サイズの制限が以前よりも緩くなった。
家の中で使う前提であればデスクトップ型も候補に挙がるが、テーブルの上だったりベッドの上だったりと色々な場所で使いたいという思いがあり、今回もノート型から選ぶことにした。
寿命とかコスパを考えるとデスクトップの方が優れているのだけどね。

②は今回新しく追加された項目である。
最近はマルチディスプレイで作業をしたり、配信やゲームをしたりすることが増えた。
どうしてもグラフィック周りの性能が欲しくなる瞬間が増えていたため、新調するならグラボは載せたいと考えていた。
せっかく載せるのであればハイエンドとはいかずとも向こう3年は戦えるミドルエンドくらいの性能のものは欲しいと思い、ラインとしてGTX 1660tiを設定した。

③は以前と変わらず。ここで救われたので同じ構成にしたい。

④について、GPUベースで検討するためボトルネックにならないようなCPU/メモリであれば良いかなくらいの感覚。強いて言えば配信ソフトとブラウザを同時に起動できるようにメモリは少し余裕を持っておきたいという思いが多少あった。

そして結果として選んだのが以下のノートPCである。

選定段階でまず思ったのが、「SSD/HDD両方内蔵している端末が少ない」ということ。
3年前にも同じことを感じていたと思うが、今回はグラボ搭載ということで更に選択肢が狭まっていた。

結果として選択肢が今回選んだものの他にはこれくらいしか存在していなかった。

価格帯として甲乙つけがたいため、結果としてGPUが高性能なものを選んだ次第である。

ちなみに本機は高性能GPUに加えてデスクトップパソコン用CPUという中々とんでもない物を積んだ代償としてバッテリーが1時間程度しか持たないという欠点を抱えている。
そのため、使用時にはACアダプタごと持ち運ぶ前提として、バッテリーは停電時に安全にシャットダウンするためのものという認識で割り切って使うようにしている。

ということで10/28にはPCの選定と注文を確定させ、10/30に無事PCが手元に届き、諸々セットアップして今に至る。
データは問題なかったものの、インストールしていたソフトウェアについては記憶頼りにならざるをえなかったため、思いのほかてこずってしまったのはまた別のお話。配信ツール部分に関してはちゃんとnoteにまとめていてよかったなと思う。



という近況報告でした。

また気が向いたら何か書きます。






3年間ありがとうございました。
色々なことを一緒に経験できて楽しかったです。

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