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歌舞伎町アンダーグラウンド発売中

私がインタビュー受けた本が発売されました。
幼少期の家庭環境から昭和ススキノのグランドキャバレーの話から、
ブレイキングダウンなどの話が出ています。
興味のある方はご一読ください。
よろしくお願いします。

歌舞伎町アンダーグラウンド
文芸

本橋 信宏(著/文)
発行:駒草出版
四六判 404ページ
定価 1,600円+税
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
発売日2023年4月21日

紹介
すべての欲望を飲み込むこの街で
“かぶく”者たちの群像劇がはじまる――

2001年9月1日未明、44人もの死者を出した明星56ビル火災は、歌舞伎町最大の悲劇だった。
このビルにまつわる人物たちが交錯したことが、本書を書き下ろすきっかけにもなった。

悲劇を知る人物たちを追いかける……それは東洋一の殷賑地帯、新宿歌舞伎町を追う旅でもあった!

戦後、焼け野原の街を復興させるべく、地元有志が歌舞伎劇場の建設を目指したものの、主役の歌舞伎劇場がなかなかやってこない。街は主役不在のまま歴史を刻みはじめる。やがて、未完に終わった歌舞伎劇場の怨念か、歌舞伎町は女と男がかぶく街になった。

歌舞伎町は、靖国通りを四角形の下辺とすると、上辺は職安通り、向かって左側は西武新宿駅前通り、右側は明治通りになる。
四角いエリアの真ん中を昭和初期に暗渠にして通ったのが花道通りだ。
花道通りは歌舞伎町の中央を横切るまさに花道であり、この道から靖国通りまでを歌舞伎町一丁目、反対側の職安通りまでを歌舞伎町二丁目と分けている。
歌舞伎町一丁目はJR新宿駅から流れてくる人々を吸い込む、いわば表の歌舞伎町であり、ひらけたエリアである。都内最大級のシネコン「TOHOシネマズ新宿」をはじめ、超高層ホテル「ホテルグレイスリー新宿」が入るビルとして人気を集め、最近ではこの建物の足下に蝟集し、倦怠感をちらつかせる若者たちをトー横キッズと呼んでいる。
一方、歌舞伎町二丁目はディープ歌舞伎町とでもいうべきエリアである。

このさほど広くない歌舞伎町には、人間の欲望を満たす施設がすべてそろっている。
本書に登場する男女によって、今、歌舞伎町は脈動をはじめることになる。
そして、あなたの知らなかった歌舞伎町の全貌がここに明らかになっていく。

目次
●プロローグ
●第一章 歌舞伎町最大の惨劇を追う
●第二章 ぼったくりの帝王と入れ墨の女王
●第三章 不夜城の出自
●第四章 ヤクザの街で暮らす女
●第五章 職場は歌舞伎町
●第六章 キャバクラ嬢、半生を打ち明ける
●第七章 ホストの群れ
●第八章 稼業の男たち
●第九章 様々な色恋
●最終章 旅の終わりに
●あとがき

著者プロフィール
本橋 信宏 (モトハシ ノブヒロ) (著/文)
◎本橋信宏(もとはし・のぶひろ)
1956 年埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。集合写真で、「一人おいて」と、おかれてしまった人物、忘れ去られた英雄を追いつづける。執筆内容はノンフィクション・小説・エッセイ・評論。
主な著書に『裏本時代』『AV時代』( 以上、幻冬舎アウトロー文庫)、『新・AV 時代悩ましき人々の群れ』(文藝春秋)、『心を開かせる技術』(幻冬舎新書)、『< 風俗体験ルポ> やってみたらこうだった』『東京最後の異界 鶯谷』『戦後重大事件プロファイリング』(以上、宝島SUGOI 文庫)、『東京の異界 渋谷円山町』(新潮文庫)、『上野アンダーグラウンド』『新橋アンダーグラウンド』『高田馬場アンダーグラウンド』(以上、駒草出版)、『エロ本黄金時代』(東良美季共著/河出書房新社)、『全裸監督 村西とおる伝』(新潮文庫)、『出禁の男 テリー伊藤伝』(イースト・プレス)等。

上記内容は本書刊行時のものです。



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