微妙な、絶妙な、ポイント探し 2021/6/27
こんばんは
この夏ジャンプを飛び初めてそろそろ1ヶ月になります。
体調はまずまずいい感じです✌️
今週のテーマは助走の時のお尻の高さです。
スキージャンプで一番大事な要素は踏切です。
が、、、いい踏み切りをするためには、助走の姿勢・バランスが大事になります。ここが狂っていては絶対にいい踏み切りはできません。
選手は一本一本飛ぶごとに、自分のフィーリングと横から撮ってもらった映像を照らし合わせていいバランスを探します。
僕が今調整しているのは、どこまでお尻を低くできるかです。
助走のお尻をより低くすることで、より小さくしゃがみこんで、大きなストロークを出し、大きなパワーを出すことができます。
しかし、その分筋力が足りなかったり、バランスを崩してしまうと、逆に動きの正確さを欠き、むしろ距離を落とします。
確実に正確な動きができる高めのお尻のバランスか、いいポイントにハマれば大きな力を出せる低めのお尻のバランスか。
昨シーズンまでの僕は、前者のバランスで飛んできましたが、この夏から大きな体とパワーを生かすために低めのバランスを探しています。
画像で比べてみるとこんな感じです。
「いや、一緒じゃん!!」
って思う方が多いかもしれませんが、選手はここの数センチを探っています。
左が高め、右が低めのお尻です。。。
試している中で感じるのは、やはり低めのお尻は下げすぎずいいポイントにハマれば、踏切で今までより大きな力が発揮できて距離も伸びる印象です。
が、課題としてはいいお尻の高さのポイントに収められる確率をもっと上げていかないといけないですね、、、
ジャンプで一番難しいことは、いい調子を維持すること、毎回何度飛んでも同じジャンプを再現できること、です。
失敗の確率を下げること、とも言い換えられるかもしれません。
本当に難しいことですが、10本に1本ものすごいビックジャンプができても試合では勝てません。
試合の2本で2本両方とも完璧なジャンプをそろえなければならないのです。
考えること多いなぁぁぁーーー😂
夏の初戦までちょうど1ヶ月です。どこまで仕上げられるでしょうか??
そろそろ体重も気にしなきゃな、、
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?