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2021年インプットまとめ(映像編)

こんにちは、りきくんです。せっかくnoteを作ったので去年自分がいろんなものを観たり聴いたり読んだり遊んだりして感じたことをまとめようと思いました。だらだらしていたら1月も2月も過ぎて3月になってしまいました。

実際色々書き起こしてみたらめちゃくちゃ長くなってしまったのでメディアの種類ごとに分割して投稿します。今回は映像作品の話です。

週一以上で映画鑑賞

実は2020年の4月頃から毎週金曜日に友人数名とDiscordで通話しながら一緒にNetflixで映画を観るという行事を行っていて、少なくとも1年を通して映画を52本も鑑賞したわけですがそれに加えいくつか劇場で公開された作品も観に行ったり単独でNetflixのカタログから映画やアニメやドラマを視聴したりして膨大な時間を映像作品に費やしました。仕事のBGMとしてよく垂れ流しているYouTubeを含めるとマジで無限って感じですね。観たもの全部を今から網羅しようとしたらキリがないので中でも特に印象に残った作品の感想を残します。

アニメ

シン・エヴァンゲリオン劇場版

紹介不要ですね。舞台挨拶生中継含め劇場で5回ぐらい観に行ったし、2021年上半期はSpotifyでシンエヴァのサントラ以外はなにも聴いてなかったです。話し始めたらキリがないので、2点だけ若干のネタバレ含む感想を:

・新劇場版シリーズは今までアニメ版の強みだったキャラの丁寧な心理描写、じっくりと展開される人間関係の変化という要素が結構薄い(特に序と破はアニメの総集編的な感じで速足でストーリーだけを駆け抜ける感じがする)と思っているので、今作でようやく「エヴァっぽさ」が色濃く出てよかったです。

・逆にあまりよくなかったと思った点もいくつかあって、特に一部のCG演出が微妙だな~と感じました。今までのエヴァはいわゆる「ザコ敵」がいなく戦闘の一つ一つに人間ドラマが詰められていたので、オープニングのパリ奪還の戦闘や中盤のエヴァ7号機が大量に出てきて2号機と8号機に次々となぎ倒されるシーンは爽快感はあるものの、派手なだけで深みがないなと思いました。なんか「CG使えばこんだけの敵を画面に出せるぞ」という理由だけで加えられた場面なのではという違和感が拭えないです。アディショナル・インパクトのCG描写とかもめっちゃチープに見えちゃったですね。

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)² / Air / まごころを、君に

シンエヴァの公開に先駆けてエヴァ旧劇の劇場上映があったので観に行きました。今まで何度もレンタルやNetflixなどで観たことがありますが、初めての大画面での鑑賞は全くの別物でした。『DEATH (TRUE)²』と『Air / まごころを、君に』の間に5分の休憩時間があったり、エンドロールを『Air』と『まごころを、君に』の間に置くことで最後はクレジットなしに映像が唐突に終わる演出とかは、劇場の空間ならではの味わいがありました。またいつかどこかで上映があるかどうかはわかりませんが、もし機会があればおすすめします。

カウボーイビバップ

名作という評判を知っているだけでちゃんと鑑賞したことはなかったので初めて観ました。菅野よう子は天才なのでは?

日本沈没2020

良くない意味で印象に残った作品でした。湯浅政明監督の独特なアニメーション表現がほぼほぼ活かされないまま終わってしまって、なんでこの題材に起用されたんだろう…って思ってしまったし、最後はオリパラプロパガンダになってて笑っちゃいました。気になっている人はこっちじゃなくてDEVILMAN crybabyを観ましょう。

MEMORIES

AKIRAで知られる大友克洋監修の3つの短編アニメ映画集です。1本目の『彼女の想いで』はSFアニメの金字塔と言えるような凄まじい作品でした。凄すぎて続く他の2本は別にって感じてしまいました…

洋画

隔たる世界の2人

2020年の夏から日本でも話題になった「Black Lives Matter」運動にまつわる内容。創作で格差社会の中で生きるということを表現していて、頭で理解するような「事実」を心に呼びかける「感情」で伝えていてすごいなと思いました。『13th -憲法修正第13条-』などのドキュメンタリーとペアで観るのがおススメです。

CLIMAX

ギャスパー・ノエ作品は「Enter The Void」を大学のころにみて以来ですが相変わらずヤバいもの作ってますね。圧巻です。

邦画

日本で一番悪い奴ら

ゴジラ(1954)

元祖です。『シン・ゴジラ』が個人的には映画史上最も好きな作品トップ5には余裕で入るので観てみました。『シン・ゴジラ』の小ネタの元はもちろん、いろんな作品の原点を知れたような気持ちになりました。

ゆれる

これは完全に自分があまり邦画を観たことがないだけなんですが、こんなに複雑な気持ちにさせられる日本の実写映画は初めてで衝撃的でした。 なんかうまく言葉にはできないんですけどおススメです。

三島由紀夫VS東大全共闘

50年前って、案外そんなに大昔のことでもないなと思わされました。政治を論じあうのかなと思っていたら意外と途中でかなり哲学的な議論になっていて、そこに「お前らがやっているのはただの観念世界のお遊びじゃねぇか」ってヤジを入れる学生がツボでした。

他に2021年に初めて観て良かったと思ったけど文章を書き起こすほどの感想は特に出てこなかった作品たち:

  • 舟を編む

  • 声優夫婦の甘くない生活

  • AWAKE

  • 日本のいちばん長い日

  • 激動の昭和史 沖縄決戦

  • 海獣の子供

  • 殿、利息でござる!

  • ドクター・スリープ

  • 王立宇宙軍 オネアミスの翼

  • 100円の恋

  • アヒルと鴨のコインロッカー

  • スワロウテイル

  • 斬る

  • 太陽を盗んだ男

  • アメリカン・アニマルズ

  • もう終わりにしよう

  • 江分利満氏の優雅な生活

  • ヘレディタリー

  • ミッドサマー(ディレクターズカット版)

  • ユージュアル・サスペクツ

  • 10クローバーフィールドレーン

  • ブラッククランズマン

  • 監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影

  • ゾディアック

  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

  • ア・ゴースト・ストーリー

  • イカゲーム

  • ドント・ルック・アップ

最後に

以上です。映画鑑賞めちゃ好きなのでおススメあったら教えて欲しいし映画の感想についてお喋りしたいし気軽に映画館デートにお誘いください。

他のメディアの感想まとめはこちら:


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