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バイオリンは何処に?

 小倉孝保氏が書いた今日の毎日新聞コラム「靴磨きとバイオリン」を何度も読み返してしまった。
 それはメニューインの「昼間、町を掃除する人々が、夜には四重奏を演奏する世界にしたい」という言葉も紹介していた。

 1951年の来日の時、メニューインは、生活を切り詰め、靴磨きをして800円を貯め、演奏を聴いてくれた馬場宏智さんにサイン入りのバイオリンを贈ったことがある。
 1982年、彼は馬場さんに再会した。その時の記事が朝日新聞にあるようだ。
 1999年、メニューインは亡くなった。

 コラムを書いた小倉氏は、銚子市の福祉施設に馬場さんのことを尋ねたが、馬場さんに関する情報は得られず、バイオリンの行方もわからないと書いてあった。

 馬場さん、ご存命なら89歳くらいだ。  メニューインのサイン入りバイオリンも見つかって欲しいと思った。

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