見出し画像

育休中に考えるわたしの働き方論

わたしの勤める会社は製造業だ。
独身時代バリバリ会社で働いていた私は色々と思うことがあった。
今日はそれを紐解いていこうと思う。

そもそも製造業ってどんな仕事?

みなさんは製造業だとどんなイメージをお持ちだろうか?
日本の昔ながらのモノづくり産業で
自動車メーカーなんかだったら生産ラインがあって
そばでは人がラインに合わせて動いていたり
動いている機械をメンテナンスしたり
だろうか?

もちろんそんな仕事もある。
私は一応自動車関連メーカーで割と規模の大きい会社に勤めているが
製造業といっても色んな仕事がある。
人事、海外営業、国内営業、製造、生産技術、品質管理、設計、開発、設備、調達、経営企画、製品企画、サービスなどなど。
(細かく言うとまだまだある)
この中で現場で働くのは製造だが、
現場に関わって働くのは生産技術、品質管理、設計、開発、設備
だろうか。

製造業は細かい部署にたくさん分かれているが
最後の最後は製品を作ってお客様に買ってもらうに尽きる。
このためだけに様々な部署の人が様々な動きをしている。

わたしの仕事

私の仕事は上記分野の中で言うなれば
設計・開発の分野に当たる。
私はリケジョエンジニアってやつだ。
エンジニアといってもプログラマーなんかではない。
とある製品の開発部署に所属し、
設計・開発・不具合対応・部品メーカとの打ち合わせ・部品仕様の決定
等々をしてきた人間で
とにかくマルチプレーヤーであった。

実は大学院時代に行っていた研究の分野と今の開発分野が方向性が一緒で
こんなマッチングした仕事によく就けたねと言われる。
(正直、運と偶然でしかないと思っている)

新人から3年間の働き方

そんな私は最初の3年間、
社会人として何も分からず
方向性も不明確であったため
とにかく与えられた仕事を必死にこなし、
何かしら+αをつけてアウトプットすることを行っていた。
設計・開発の仕事は机上だけでは仕事ができない。
現場にいって物を見るのは当たり前。(現地現物!)
設計しやすい構造と組み付けやすい構造とお客様が使いやすい構造は
三方ぜんぜん違う。
それぞれのチームと打ち合わせを何回も重ねて妥協点を探る。
仕様を決めるにもチームの中で話し合いをひたすら重ねるのだ。
(なぜなら、ものづくりにはコスト・品質・材料能力などで絶対的な限界があり、理想を掲げても結局どこかで壁にぶつかるから。)
とにかくひたすらチーム戦だった。
めちゃくちゃコミュニケーションスキルは上がった気がする。
ここでは書けないのでふわっとになるのだが
設計開発するにも基礎知識がいる。
確かに大学院で研究してた分野に近しいしごとではあるが
実業務はまったくもって初めての分野ばかり。
というわけで本当に必死に勉強した。
でもね、勉強しなきゃいけない範囲が広すぎて大変だった。
若手の頃って要領よく仕事できないから遠回りもしたし、
仕事自体も朝7時から夜22時までやってた。
プレッシャーも半端なくて
ひどいときは朝起きてめまいとか吐き気がすごかった。
こんな働き方をしていたから
得るものも大きかったけど
犠牲にしたものもあった。
この働き方は独身で自分の時間を
とにかく自由にがむしゃらに使えたから
できたこと。
結婚した今、この働き方はできないししたいとも思わない。

育休中に今後の働き方を考える

私は現在、結婚し、出産し、育休を取って育児中の身である。
仕事とは一線をおいて過ごしている今だからこそ考える
はたらくを自由に
があると思うので考えてみる。

今から考えると
先程記載した新人から3年目までの働き方は
時間的には全然自由のない働き方をしていたように思う。
拘束時間もプレッシャーもすごかったが
仕事に関してはすごく充実してた。
仕事以外のことを犠牲にしたので
プライベートまで含めると自由のない働き方だった。

育休復帰後にこの働き方はとてもじゃないけどできない。
だから強制的に働き方を変える必要がある。
そのとき思ったのがはたらくがもっと自由になればいいなってこと。
子どもいてもバランス良く働けたらいいなって思う。
サラリーマンで働き続けるなら
・時短勤務
・在宅勤務
を活用して
業務内容を見直していく必要がある。
育児中だからといって仕事の質は落とせないし、
これからもある程度は昇格していきたいから成長必須。
だけど長時間労働はできないから
どうやったら効率良く働けるのか
上司に提案して行く必要がある。

ちなみに私の職場は部署100人レベル、
室は50人レベルだが
私以外の女性総合職がいない。
よって割と長時間労働してる男性が多い。
ちなみに部署で育休とった男性は主人以外皆無。
(主人は私と同部署^^)
仕事もたくさんあってかなり忙しい部署なので
のんびり働くなどとは言ってられないが
今の所は
上司とうまく相談しながら
実力を活かしつつ
フルタイムで復帰する予定でいる。
私の理想の自由にはたらくとは遠いかもしれないが
まずは在宅勤務を使用しながら残業しない姿勢で
(主人も全く同じ働き方を刷る予定で)頑張っていこうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?