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私の「アイノカタチ」ってなんだろう?

愛ってなんだろう。

愛するってどういうことだろう。


モリモリ博士とその家族の動画「アイノカタチ」を観たら、ふとそんなことを考えたくなった。


モリモリ博士はソーラン節を中心に、「元気を届ける」エンターテイナー。(だと私は思ってる)
ソーラン節動画は264万再生。

私がモリモリ博士を知ったきっかけもこのソーラン節で、つくば100人会議でモリモリ博士のピッチを聞いたことだった。upTsukubaで、至近距離で観たモリモリ博士のソーラン節の熱量に驚いたことを覚えている。

さらに、このコロナ禍で筋トレ動画の発信や、ライブ配信でも有名。「エンターテイナー」と称されるだけあって、ただの筋トレじゃなく、楽しいんですよ。ただ筋トレするよりなぜか元気でるというか。運動嫌いの私でも一昨年やっていたモリモリさんのライブ、通称「モリトレ」を楽しみながら続けられました。

↓おすすめ筋トレ動画。


さて、そんな普段の明るく楽しい筋トレ動画とは違い、「アイノカタチ」は、モリモリさんの奥様(ツマツマさん)が、元夫にDVを受けていた、というショッキングな内容から始まる。そして、「逃げる」以外の対処法がないということも。

常に被害者が不利益を被るこの世の仕組みを恨みつつ、不条理に立ち向かい発信を続けるツマツマさんとモリモリさんに脱帽した。逃げて、息を潜めるように生きるのではなく、堂々と生きる姿を子供たちに見せたい。ネットに顔を出してまで矢面に立つことは、生半可な覚悟ではできないでしょう。

ツマツマさんには元々3人のお子さんがいた。私は以前モリモリさんの動画や、古民家ジムの準備等々でお手伝いしたときに、動画に出ていたヒサオくんとアネアネにはちょっとだけ会ったことがある。ヒサオくんはモリモリ博士のこれまでの動画にもたくさん出ているのでぜひそちらも観て欲しい。

↑最近みた動画。いくら美味しそうだった。

モリモリさんは結婚して、突然3人のパパになった。ただ1人のパートナーとでさえ、信頼関係を結ぶのは難しいのに、同時に3人の子供たちとも関係性を築くのは、どれだけ時間が必要だっただろうと思う。

でも、モリモリさんは子供たちとも熱心に語り合って家族に「なった」のだと感じる。

以前、岸田奈美さんの「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」を読んだときに、以下のnoteを書いた。

この中では、私は「家族ありき」で話を進めた。すでに家族があって、私は家族を愛することを「選んだ」のだ、と。

うちの場合は父と母が最初に家族になって、2人から生まれた姉と私は当然家族ということになる。一方で、モリモリ博士は違う「家族のカタチ」がある。うまく言えるか分からないのだけれど、モリモリさんたちは、「愛し愛された者たちが家族になった」みたいに感じる。そして、その家族の愛を一身に受けて、第4子の「愛子」ちゃんが産まれた。

モリモリさんとツマツマさんは、動画の中で「愛とは、正直であること」、と言った。じゃあ、私は?「愛する」ってどういうことだろう?

そろそろ自分自身家族を作る、ということが視野に入ってきた今、ふと自分に問うてみる。あのnoteを書いたときには、子供として書いていたけれど、モリモリさんの動画を観たら、自分が家族を作っていくなら、ということを考えた。

自分はどんな家族を作るだろう。そしてもし子供が産まれたら、その子は家族を愛することを選んでくれるだろうか、と。

まだ答えは出ないし、私1人では絶対に答えられない。だけれど、ふとしたとき思い出せるよう、心に留めておきたいと思った。

「あなたの『アイノカタチ』はなんですか?」

モリモリ博士は、DVの予防教育を中学生に届けるため、クラウドファンディング実施中です。期限は今日1/31まで。
クラファン支援はこちら→https://readyfor.jp/projects/ainokatachi

サポートは私の執筆時のおやつになります。よろしくお願いします。