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なんなの

またしてもおかしな夢を見た。今回は、うん◯が主役だ。

わたしは若い女性と一緒にいて、彼女が何やら地面に落ちているものを拾っている。足元を見ると、夥しい数のうん◯が落ちていた。犬なのか、猫なのかわからないが、人間のそれではなさそうだった。足の踏み場もないほど、かりんとうのような形状のうん◯が落ちているのだ。

その女性は、白いビニル袋にそれを拾い集めていた。誰かが片付けないと、みんなが困る、と言うので、わたしも手伝うことにした。しかしよく見ると、多くの人が争うようにそれを拾っていることに気づいた。あれ?これって、どういうことだろう。まるで宝物を見つけたかのように、多くの人がそれをせっせと拾い集めている。

それじゃあわたしも一つ、とその辺にある大きな葉っぱを持ってきて、それで包むように持ち上げようとした。すると葉っぱが破れて、ぽろりと地面に落ちた。こりゃいかん、と思ってわたしはゴム手袋をはめた。

わたしは足元のやつから拾い始めた。ホイ、ホイ、と女性の持つビニル袋に放り込んでいく。そしてひときわ大きなやつを掴み、それを最後の一つとして袋に入れた。ビニル手袋を外して、汚れた面を内側に丸め込み、ゴミ箱に捨てた。

そこで目が覚めた。なんでだ?なんでこんな夢を見るんだろう?

夢占いのサイトで調べてみた。うん◯は幸運のしるしで、それを片付ける夢は、運を掴むということらしい。特に人間関係の幸運を掴むという。だから、あんなにたくさんの人が我先にと拾い集めていたのだろうか。

ビニル袋を持ち上げて、「こんなにたまった」と女性は目を細めていた。それが幸運のしるしなのだとしたら、嬉しいことだ。あれ?考えてみたら、わたしが拾ったものは全部彼女に渡してしまったのだ。幸運の横流し。残念。


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