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がっつり

※菜食の方、動物愛護の観点から肉食を避けておられるかたには不快な思いをさせるかもしれません。すみません。

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これね。今日、夕食に食べた、ステーキ丼のテイクアウトなのだ。わが家から徒歩15分。かねてより気になっていた、お肉屋さんのお弁当だ。かなりの評判で、昼食どきには長蛇の列ができると聞いた。680円(税込)で食べられるなら、かなりコスパよしだが、本当に並んでまで買う価値があるのか、と半信半疑ではあった。大抵、食レポ記事は盛ってあるし、写真もプロが撮るから「すごく美味しそう」に見える。

しかし、お弁当のパックを手渡されてびっくり。ずっしり重い。蓋を開けてまたびっくり。肉がぎっしりだ。

まずは肝心の肉。ミディアムレアの焼き加減もよく、噛めば柔らかく、肉汁があふれ出す。添えられたレモンを絞れば、さっぱりとした後味だ。もう、「がっつり」という表現でなければなんと言えばいいのか。肉が2段に敷いてあるのが写真でわかると思うが、この下にも隠れた肉があり、ごはんに到達するまでに、肉、肉、肉、なのだ。

肉の下にご飯が敷き詰められている。ステーキソースが滲みて、茶色くなった部分がたまらない。ソースは醤油ベースで、ニンニクが強めに香る。滲みたソースだけで、ごはんがすすむ。これがお弁当でなければ、ごはんのお替りで、確実に体重増加へまっしぐらだと思う。

そして、付け合わせの野菜とポテトサラダ。メインの肉を邪魔せず、しかし、箸休めとしての役割をしっかりと果たしている。

文章教室では、小学生たちに「おいしいものをおいしいと書くな」と言っている。「おいしい」以外の表現でおいしさを書けよ、と言っているのだが、自分がその立場になるとどう書いていいやら。うまいものは、うまい。ホントそれ。もう、「うまーい」でいいではないか。

今日、4冊の児童書を読んで、昼寝をして、アイスを食べた。おまけにこのステーキ丼のおかげで夕食を作らずに済み、時間に余裕がある。お風呂にも入ったし、歯磨きもしたし、noteを更新したら、あとはもう寝るだけである。たまには、こんなしあわせな日も巡って来る。なんだか、もう明日死ぬのか?とさえ思う。ちょっと怖い。


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