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カツの日々

明日、ムスメの出る吹奏楽のコンクールがある。新人コンクールだ。

去年の夏、全てのコンクールの応援に行った。そして、その度に、「カツ」を食べた。オットと一緒に、トンカツ、カツカレー、カツ丼、などを毎週食べていた。もりもり食べて、二人で太った。

わたしたちの験担ぎの甲斐あってか、ムスメたちは代表権を得て、次々と大きな大会に進んでいった。いや、もちろん実力があるってことなんだが、オットもわたしも、「食べておかなければ」と、前日や当日、食堂に足を運んだ。

今日、そのことをふと思い出し、「明日はコンクールだから、トンカツを揚げるよ」とオットに言ったら、「ふん」と鼻で笑った。

わたしは500gの豚ロースの塊肉を切り分け、たっぷりとトンカツを揚げた。そして、そのうち半分をカツ丼にして食べた。

痩せたいわたしに揚げ物は厳しい。しかし、験は担ぎたい。ムスメが引退するまでの間、わたしたちは何回カツを食べるんだろうか。胃腸はがんばれるんだろうか。

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