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ちいかわ

大人気のちいかわ。わたしも「かわいいなあ」と思って眺めている。なんだろう、このかわいらしさ。過酷な場面もあって、人生山あり谷あり、みたいな感じなのに、どうしようもなくかわいいなと思ってしまう。

※本文と写真があり、ネタバレします。ご注意を

『ナガノ展』に行ってきた。ちいかわをはじめ、ナガノさんが手がけた漫画やイラストの原画展である。しかし、行くまでは「原画を見たところで、出来上がったものと同じなんだから、見なくてもいいのかも」と思っていた。

ちがーう。そうじゃなかった。原画は原画であって、最終的な作画ではなかった。つまり、手描きの原稿をパソコンで加筆修正し、色をつけ、仕上げているのだ。原画にはバツ印や矢印がいたるところに書き込んであって、これを編集さんがどうにかするのかと思っていたら、ナガノさん本人がPhotoshopを使って仕上げているのだった。(作画の動画は撮影禁止だったのでお見せできない)

バツ印がたくさん

そうした展開だったので、「今どきの作家さんたちは、線画だけ描いて色はパソコン上でつけていくのか…」と思っていたらそうでもなかった。
「くま」の食べ歩きという漫画では、全部手描きの絵で、色も紙に直接塗っていた。

毎回、食べ物がうまそうに描かれている

キャラもかわいいし、絵もうまいし、展示もたっぷりだし、充実した時間だったなあ、と思って会場から出る手前で、鎧さんから報酬をもらった。


右手から報酬がポロリと出てくる

ああ、面白かった。ネタバレするから、詳しく書けないのが残念。

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