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抜け殻

今日は、もう抜け殻だ。

面接の15分前に現地に着く予定が渋滞でバスが動かず。一つ前のバス停で降りてダッシュしたが、肝心のビルが見つからず、5分遅刻。朝はこんなに渋滞するのか。ぬるい主婦生活ですみません。

派遣会社に着くと、挨拶もそこそこにエントリーシートを渡された。「ご記入お願いします。あ、ペン持ってますか?」と聞かれ、「はい。あります!」「ちょっと席を外しますので、その間にお書きください」と立川談春似の担当者が言った。「わかりました!」と元気に返事をしたのだが、書き始めて2行目くらいでインクがかすれてきた。よく見るともうオルモストエンプティだ。遅刻してきた手前、「すみませーん。ペン貸してくださーい」と頼めない。おそるおそる、インクが切れない程度の筆圧で、文字数は少なめに書いておいた。

立川談春似のその人が「記入できました?」と戻ってきた。
エントリーシートには、職場の最寄り駅までの所要時間、パソコンのスキル、職場でのコミュニケーションの取り方に関した質問が並んでいた。

「あの、このタイピングのところですけど、◯分間に◯文字って、測ったことないんですけど…」
「あ、いいです、いいです。空欄で。」
「結構速い方だと思うんですが…」
「あ、いいです、記入しなくても。大丈夫です。」
わたしとしては、ちょっとお見せしましょうか、くらいの勢いだったが、そこまで「いいです」と言われたら、引き下がるしかない。他にたいしたスキルもないので、タイピングでも見せてアピールしようかと思ったのにな。

「土日祝もシフトに入れますか?」はい。
「休みはお盆と年末年始、ゴールデンウィークの真ん中あたりしかありません。あとは全部出勤日で、シフトを組んでいます。」はい。
「お正月は、1月4日から出勤になりますが、いいですか。」はい。
「決まりましたら、お電話します。」と言われて、ああそうか、と思う。
たった1人の枠を何人もが狙っている。

短い時間だったのに、緊張していたせいか、ドッと疲れがでた。
慣れない革靴を履いて、お化粧もして歩くのは、とても疲れる。足の指が痛い。多分、靴擦れでマメができているのだろう。顔がかゆい。わたしの顔の皮膚は、だいたい2時間が限度だとわかった。それ以上になると皮膚呼吸ができていないせいなのか、息苦しい。

その会社を出て、ウロウロしていたら、右足の小指「ブシャア」という感覚があった。やっちまった。マメが潰れたのだろう。靴をそっと脱いでみると靴下が、そこだけ濡れている。あー、潰れたんだな。あとでズル剥けになった自分の足をみるのも怖い。

脱力したせいか、疲れもかなり色濃く出てしまった。
詳細はまた。 脳がストライキをしている。ちっとも判断力がない。

明日になったらHPは回復しているのだろうか。ベホイミ!



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