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しゅくい

誕生日が来た。オットが祝意を表すために、ケーキを買ってきてくれた。ありがたきしあわせ。

「さていよいよ、誕生日シリーズが始まった」とオットが言う。わたしの誕生日に続いて、ムスメ、そしてオットとつづくのだ。

ケーキを平らげたあと、ちょっと考えた。「誕生日を祝われたというのに、ケーキを食べた皿や、フォークを洗うのはわたしなのは、なんか損した気分だ」そう言ったら、ムスメが洗い物をしてくれた。

そして腹いっぱいになって寝るというこの上ない贅沢を味わっている。
お母さん、お父さん、ありがとうございます。
オットもムスメもありがとう。


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