でもハシカン可愛いから！『おむすび』

今のところあまり評判がよろしくないらしい『おむすび』。橋本環奈は良くやってると思うから、いつの間にか応援勢になってしまった判官びいきの私。まあ正直、ダラダラ感や感情移入できない感は否めないけど。

そこで！　できるだけ簡単にもっと楽しいドラマにする方法を一視聴者が考えてみた。
解決策は、ギャル(ハギャレン)をもっと魅力的に描くこと。これだけでもう少し楽しい話になる。えーっそれだけで？

その理由。
ヒロインが今は常に巻き込まれキャラ。自分の意思が感じられなくて日々の生活があまり楽しそうではない。でもそういう性格設定なら仕方ないか…。

いやいや！　あのギャル達がもっと魅力的に描写されてたら話は違う。ギャルは嫌いと公言してたヒロインがハギャレンに近づいていくエピソード。ギャル達が小賢しい脅迫まがいのことをしたりするのは嫌な感じー。むしろ、お姉ちゃんのこともあるからギャル達は嫌いだけど…あぁなんか悔しいでも楽しそう！　みたいにヒロインがギャルに憧れざるを得ないようなキラキラ描写を入れててくれたらなあ。別にギャルにリアリティは求めてないけどね。むしろ朝ドラならではのファンタジーギャルでいい。

やればできるスタッフさん達です。例えばお婆ちゃんの草木染（楽しい演出だったと思う）と同じ愛情で、ギャルネイルの美学とかカッコイイパラパラとかとか挟んでくれたらヒロインが単なる巻き込まれの人じゃなくなったかも。

もちろんギャル文化に言及してるシーンはありました。浜崎あゆみの歌詞に関してハギャレンのコがセリフだけで力説したり。でもそこはちょっとギャルを出した言い訳っぽくも見えました。

そしてもちろん想像なんだけど「次の朝ドラはギャルで行く」という企画になったのは、若い世代もレトロブーム（少し前のY2Kファッションブームとか）で乗っかってくれるかもというマーケティングがあったのかも？　それならそれでわかります。

どっちにせよギャルをテーマにするなら世代は関係なく「カワイイ」へのリスペクトがもう少しあればもう少し説得力が増えたと思うし（女性目線かも？）せっかくハシカン頑張ってるし。こっそり応援してます。今後に期待！