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ルンバは走り、私は泳ぐ

皆さん、こんにちは。
ここ最近、劇的に変わったこと。
わたしが一念発起したことについて、その記録を残したいと思います。

私を以前からご存知の方は、私が食いしん坊なこと、おしゃべりなことは当然ご存知でしょう。そして、古い友人や、なかなか親しい方は、片付けられないことも知っているかも😅

「少々掃除しなくても死なないけど食べないと死ぬから」などと、開き直ってもおりました。
友達が遊びに来るとなれば片付けなければいけないというプレッシャーで瞼が痙攣したり、片付けできてないことが気になって出かけられないくせに家にいてもどこから手をつけていいか分からずまるで片付けは進まない。
最終的には紙袋や段ボールに入れて人目につかないところに荷物を押し込んでとりあえずのごまかし片付け完了。
押し込んだものたちはそのまま行方不明になり、また買ってものが増える、、、
何度かそれを繰り返すことで、魔窟のような部屋が出来上がり、そこに足を踏み入れることも出来なくなって、「倉庫」とも呼べない部屋の出来上がり。

「お掃除できませーん」は開き直って言いまくっておりましたし、出産以来体重も増え放題、それに伴いオシャレするのも面倒で適当。
「ウチ」と「ソト」に大きなギャップのない私ではありましたが、それでもやっぱりありのままの家を人に見せるのは気がひけて、友達に遊びに来てもらうのが大好きだったのに、いつしか誰も来れない家になっていきました。 

そんな時に妊娠、出産。
子供が産まれたタイミングで、私の実家に引っ越すことを決めましたが、産まれるまでに引っ越さなかったため、子供の世話をしながら元々苦手な片付け、しかも引っ越すための完璧に片付けが出来るはずもなく、引越しはズルズルと先延ばし。
これではキリがないと管理会社に解約の申し入れをしたものの一向にマンションの部屋は片付かない、、、
いよいよ月末には部屋を開け渡さないといけなくなって、義父と片付けの得意な友人たちに助けを求めて「引越し」。
当然、この引越しは整理を一切せず、とにかく荷物を運んだというシロモノ。
汚部屋を丸々実家に運んで、新たなる「汚家(おうち)」を作った瞬間でした。

息子、4歳。
大変健康で逞しく育ってくれていますが、それはあくまでも結果論。
本当ならヨチヨチと歩き出したら、家の中に危険がないようにしてやるべきだったのに、危険をなくすどころか、通常通れるところには引越したままの段ボールが積み上がり、ものを避けながらの初めてのあんよ状態。

縁あって、我が家でプロのミュージシャンのライブを開催することになり、年に2度、その前には「とりあえず片付け」=「見えないところに隠して完了片付け」で見た目、リセットしながらの騙し騙しの生活をしておりました。

思えば産後の激太り!
「これじゃダメなんだよなぁ」と思いながらも片付けが手につかないこともストレスで、なんとなく食べることで気を紛らわせていた気がします。

片付いていない家は、当然掃除もしにくいわけで、埃もたくさん。
「掃除しなくても死なないけど、ご飯食べてりゃ大丈夫」なんて誤魔化していても、心の奥ではずっと片付けたいと思っていた気がします。

世間では「断捨離」なんて言葉が大流行しても、心は動かず、片付かない家から目を背けて外に出ては安物の衝動買い出で物を増やし、また家をメタボハウスにしていく、、、

そんなどうにもならない悪循環に陥って、もうそれが当たり前となっていた去年の年末、Facebookで片付けについてのセミナーの案内を見つけたわけです。

ここまで、大変に長い私の片付けられない恥ずかしい話をしましたが、汚い部屋を自慢したかったのではありません!
そんなどうにもならない、家族もみんな、これが当たり前でどうにもならないと思っていたこの家を片付けようと思うに至り、なおかつ、思ったところで「結局出来ませんでした」となっちゃうかもと、どこかで少し不安だったのに、なんと本当に片付けられてしまった片付けについての講座を、私みたいな状況で、出口がなくて苦しい思いをしている人に知ってもらいたいと思ったのです。

私がラッキーだったのは、講座の主催者の西崎彩智さんが岡山出身だったこと。
なんとなく身近に感じることができ、迷いもなくセミナーを受講することに。
そんな中で最初に響いた言葉が、買い物にまつわる「買う理由が値段ならやめなさい。迷う理由が値段なら買いなさい」というもの。
まさに、ストレス発散で安物買いしてはものが増えていよいよ片付かない地獄にはまっている自分を言い当てられたような気がしました。
「片付けられない人の家に私が行って片付けてあげるのは簡単だけど、どうせまたすぐ元に戻る。そのやり方を教えてあげないと意味がない」
「片付けプロジェクトではない!かたづかないことで家庭の中にはいろんな問題が起きてるはず。片付けることは家庭力をアップすること」
短いセミナーの中でも彩智さんの言葉は心の奥に刺さることが多くて、そのままほぼ迷いなく講座受講を決定したのです。

講座の開始は約1ヶ月半後。
とにかく、講座が始まるまでに、家の中の不要物を捨てるように言われました。
が、結論から言うと、わたしはあまり動けませんでした。
そして、そのことが後々自分の首を絞めることになりはするのですが、それでも、全4回、トータル45日間で、ほぼ足を踏み込めなかった倉庫2部屋はほぼ物がなくなり、段ボールが積みあがった状態の玄関もすっかり様変わりし、ご飯の度に机の隅に物を重ねて、食器を並べるスペースを作っていたダイニングテーブルからは物がなくなりました。

正直、出来るかどうか半信半疑でした。
途中で諦めそうになったこともありました。
でも、この講座のすごいところ!!
「同期」がいるんです!
同じタイミングで講座を始めた同期生。
わたしはzoom講座だったので、実際に会うことはないのだけれど、講座のたびに顔を合わせお互いの状況を報告し合い、そして講座のない毎日、Facebookで頑張ったこと、困ったことを報告しあい励まし合う同期!
初めは、「あー、片付けられないの私だけじゃないんだ!」という安心感を与えてくれる存在でした💦😅
でも、ちょっとサボりたくなった時や、途方に暮れて手が止まりそうになった時、そんな、同じような状況の同期の仲間が「ここを今日はこれだけ片付けたよ」と投稿しているのを見ると、「置いていかれちゃダメだ!私も頑張ろう!!」と思えたのです。

それから朝活!!
西崎彩智さん、鈴木玲子さん、私たちと同じように講座を卒業したサポーターさんたちが朝の6時からzoomを繋いで、一緒に私たちの片付けに付き合ってくれたのです。
今から思えば真冬の一番寒い時期の6時。
早起きして、片付けあぐねる私たちに「それいらんやろー!捨て捨て!」と朝から元気な声をかけてくださる彩智さんは、思い出すとちょっと笑ってしまいますが、その毎朝の10分の朝活が私たちの背中を押してくれ、今の片付いた状況に導いてくれたのは間違いありません。
3回めの講座で、「もうちょっと間に合わないかも、、、」と思っていた時の「やらんと、絶対自分のこと嫌いになるよ!」という言葉も胸に刺さりました。

講座は、理想論や机上の空論の話を聞いて、「結局うちには当てはまらなくてできなかったわ」ではなく、彩智さんや玲子さんたち、片付け方をわかっている人たちの経験を自分の家の状況に落とし込み、実際に自分で動いて家の中を段階的にかえていくため、本当にそれぞれの家が変わっていくのです。
ものが溢れて、何がどこにあるかわからなかった部屋が整然とし、家族が「あれどこにある?」とお母さんに聞かなくなるのです。
子供たちが自分のものをきちんと管理し、自分のことは自分でしようとする、そんなことが日常に起き始めるのです。
単に家を片付けたというだけでなく、片付けることで家族の会話が増えたり、居心地の良い部屋で家族がくつろぐ時間が増えたりする、そんなプロジェクトを経験して、わたしは全国に心の友と思える同期メンバーまで手に入れました!

子供が段ボールの隙間を縫ってヨチヨチ歩いていたリビングを、今日もルンバが走っています(講座終了に合わせて申し込んだレンタル無料キャンペーンに当選👍✨)。
そして、なんとなく家の乱れが気になって出かける気が起きなくて家にいても、実際に片付けをすることはなく、だらだらしながらお菓子を食べて無駄に横に成長していた私も、最近昔ハマっていた水泳に復帰しました!
後ろ髪をひかれ、足枷になっていた「汚家」はもうないのです!!
もはや身も心も軽く(身体は途上💦)!
子供の友達にも「遊びにおいで」と言えるようになりました。

正直、去年の暮れのことを思うと、自分でも未だ信じがたい状況なので、この話を読んでも嘘くさいと思われるかも💦(笑)

嘘だと思っても、心のどこかに片付かない、片付けられない家や自分が引っかかだている人がいるなら騙されたと思ってセミナーの彩智さんのお話を聞いてみてほしいです。
45日間頑張って、同期のピカピカのお家を見て、心の底からすごい!!と思って涙が出るという、嘘みたいな経験が待ってるかもしれません。
この家庭力アッププロジェクト、別名は「大人の本気の部活」!
本気の頑張りの後には本物の涙と友情が手に入りますよ!

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