お義父さんとの買物
今日はお義父さんと一緒に買物に行きました。
お義母さんとの買い物は、いろいろなものを見てまわるので時間がかかるのですが、お義父さんとの買い物は、買うものが決まっていて、それ以外を見てまわることがないので、いつもなら あっという間に終了します。
ですが、今日の買い物はとても長かったです。
買いたいものは、散歩で履くための靴でした。
散歩する機会が増えたので、新しい靴を買うことはよいのですが、お義父さんの気に入る靴がなくて、あちこちの靴屋さんを見てまわりました。
お義父さんは、話好きで声が大きいです。
「お姉さん!この靴を履かせて!」
「お兄さん!これより小さいサイズはないか!」
と、どのお店でも大きな声で店員さんに呼びかけています。
靴を試しに履きながら…
「お爺さん(自分)は転倒しても怪我しないのよ! 何でかわかる?」
「毛が無いからよ。あははは~」
と、どのお店でも言っていました。
店員さんも、わたしも苦笑いしてました。
履き心地が良くても、見た目を気に入らなかったり…
見た目が良くても、履き心地が気に入らなかったり…
何足も試しに履いて、3軒も靴屋を回りました。
3軒目の店を見終わると「やっぱり、あの店がよかった!」と、1軒目に見に行ったお店に戻り、やっと買う靴が決まりました。
お義父さんが買った靴は、今履いている靴と同じ靴でした。
「全部のお店に 同じような靴があったのに…」と、わたしは内心で思いましたが、それは言わずにおきました。
試しの靴を履きすぎて、よくわからなくなったから、愛想のよかった店員さんのお店を選んだそうです。
聞いていないけど教えてくれました。
買うものが同じなら、店員さんの接遇が決め手になったみたいです。
帰り際に「今日はありがとう!」と、たくさん飴をくれました。
そういうところがお義父さんらしいです。
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