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こころをケアすること

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わたしがこころのケアをするうえで、大切にしていることを記事にしています。 週1~2記事を更新する予定です。
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2022年1月の記事一覧

わたしには思いつかないアドバイス

デイルームに座って、わたしと患者さんのAさんが会話をしていたら、患者さんのBさんがしんどそうな表情をしてデイルームに来ました。 AさんもBさんの表情に気づいて、「どうしたのかな?」と心配していました。 わたしがBさんに声をかけると、Bさんはわたしの隣に座って、Aさんとわたしと3人で会話をはじめました。 Bさんは「はぁ~(ため息) 〇〇のようなことがあったんですよ。どうしたらいいのかわからなくて…」と言いました。 わたしはBさんの悩みを聞いて、どのように返答をしようかと

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いろいろな想いを聴くことで

病棟の各部屋をラウンドしている時に、高齢の患者さんのAさんが寂しそうな表情をしていました。 わたし「どうかしましたか?」 Aさん「できなくなってしまった…」 わたし「何がですか?」 Aさん「何もかも…できなくなったしまった」 Aさんは泣きそうな表情でした。

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トゲのある言い方

ちょっとしたトゲのある言い方で… ひとに傷つけられたり、ひとを傷つけたり… 「あ! 言い方にトゲがある!」 気づいていたり、気づいていなかったり…

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こころに対する環境の効果

患者さんのAさんは、よく怒っています。 他の患者さんにも、主治医や看護師にも、よく怒っています。

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気持ちを楽にするための一歩

今日は患者さんのAさんに心理教育を導入するための面接をしました。 わたしがおこなう心理教育は、各患者さんによってオーダーメイドですることが多いです。 それぞれの患者さんのニーズや特性が違うからです。

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良い循環を目指して

患者さんのAさんは声が大きくて、口調が荒いです. 怒ってるわけではないのですが、他の患者さんやスタッフにも「新聞見せろ!」「TVのチャンネルを変えるな!」などと、大きい声で口調が荒いです。 スタッフが指摘をすると「昔からの言い方だ!」と大きい声です。

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一人で抱え込まないためにも

辛い気持ちを一人で抱え込んでしまいやすいひとがいます。 わたしも抱え込んでしまいやすいです。一人で抱え込んでも良いことはないとわかっていても抱え込んでしまいます。

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日々の姿勢が変わらないことで…

最近入院されたAさんは、他者との交流は少なく、表情は硬く、口調も荒いです。 わたしは出勤したときは、全員の患者さんに声をかけています。 Aさんもわたしが声をかけたときは、二言三言は話をしてもらえるのですが、その後は「もう話すことはないです」と言われます。 わたしも、それ以上は言わずに「わかりました。また来ますね」と、その場を離れていました。 今日も同じようにAさんに話しかけました。

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患者さんとのいろいろな話題

悩みや困りごとの話、病気や薬の話、人間関係の話…など、わたしは患者さんと、いろいろな話題の会話をします。 患者さんは会話を通して、カタルシスの効果を得たり、コミュニケーション能力を高めたりします。

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