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子育てハック

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シングルマザーのビジネスウーマンが、仕事しながら、ワンオペしながら大切なことは見失わないために工夫してきた育児のよもやま集めました
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2022年11月の記事一覧

【027】手作りのご飯は大事だけれど、一緒に食べる時間にはもっと価値がある

【027】手作りのご飯は大事だけれど、一緒に食べる時間にはもっと価値がある

私が子育てにおいて大切にしていたことです。

「親が作る手作り料理は素晴らしい。けれどそれにこだわって家族で一緒にご飯を食べる時間を削ることになったら本末転倒。だから、私は自分に、時短料理(またの名を手抜き料理)や買ってきたお惣菜で用意することを許していました。

時には仕事で打ちのめされて「ママにはもう1ミリの力も残っていません。ご飯作るのとかムリムリ!」という時もあるので、そういう時にはデニー

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【024】ショートケーキの苺は最初に食べるか最後に食べるか問題と子育て

【024】ショートケーキの苺は最初に食べるか最後に食べるか問題と子育て

子供にとっては、年に一度の誕生日に食べる大きなデコレーションケーキ(ホールケーキ)は特別なものです。いつか大きくなってお金持ちになったら、あれを丸ごと独り占めして食べよう!というのが子供の頃からの夢でした。

大学生になり、バイト代も入るようになったので、豪華なホールケーキ(あえての誕生日仕様)を買って、切らずにフォークで独り占めする、というプレイをしたことがありました。結果はご想像の通りで、当時

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【022】親孝行は、自分を大切にするためのものでもあった

【022】親孝行は、自分を大切にするためのものでもあった

誰の言葉だったか覚えていないのですが、好きな言葉が、
「子供は3歳までに一生分の親孝行を済ませている」

 子育ては精神的にも肉体的にも苦労が多いし、しんどいことも多いんだけれど、子供のいる生活から得られる喜びや感動は毎日の生活を豊かにしてくれる。だから、子供が3歳になるまでに、親が子供から受け取ってる価値は一生分の親孝行に相当するんだよ、という意味です。

 3歳を過ぎても、将来の夢語りで「将来

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【040】子供扱いはやめる:子は親が思う以上に大人である

【040】子供扱いはやめる:子は親が思う以上に大人である

子供の頃の記憶は、何歳ぐらいから覚えているものなんだろう。

あれは…正確に何歳だったのか覚えていないのですが幼児期に、母親が知人の女性から受けていた身の上相談の会話をいまだに覚えています。“どうせ子供にはわからないから”という感じで話されていた赤裸々な大人のちょいと下世話な会話を。

「(内心で)その話全部理解できているんだけど」と思いながら、理解できないふりをしておもちゃで遊んでいた、その当時

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【021】転んだら、「痛くないよ、がんばれ」とはげますか「痛かったね」と手を差し出すか

【021】転んだら、「痛くないよ、がんばれ」とはげますか「痛かったね」と手を差し出すか

先日、道端でかわいい姉弟らしい二人組に遭遇しました。お姉ちゃんが5歳ぐらいで、弟が4歳ぐらいかな。

弟がゆるい坂道を駆け降りてきて、転んでしまいました(!)

「大丈夫?」と声をかけようかなと立ち止まったところに、お姉ちゃんが駆けてきました。

泣き顔でお姉ちゃんを見上げる弟に、お姉ちゃんは毅然として言いました。

「痛くないよ。がんばってひとりで立ってごらん。がんばれ!」

弟はまたびえーんと

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【032】人生100年時代、女性にとってキャリアの前倒しよりも大事なこと

【032】人生100年時代、女性にとってキャリアの前倒しよりも大事なこと

以前、「ワーキングマザーを卒業したので、女性のキャリアについて書いてみた」という記事で自分の体験を元にしたnoteを書いたのですが、これはその続編にあたるものです。女性のキャリアに考慮すべきことはいろいろあるけれど、結局何が一番大事なの?という問いに対する私なりの解を書いてみました。

最近は男性も育児などの家事をすることが増えてきましたが、生物学的な違いから女性は妊娠や出産、授乳などの役割を男性

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【037】地方育ちの方言ネイティブには英語学習の適性があるって?

【037】地方育ちの方言ネイティブには英語学習の適性があるって?

マスメディアが普及した現代における方言ネイティブな人には、英語学習の適性があるという話です。

私は大学入学のために上京するまでは青森で過ごしていた津軽弁ネイティブです。地方住まいの人にはわかると思うのですが、津軽弁だからといって標準語に全く触れないわけではありません。まず、メディアが発達した現代においてはテレビやラジオを通して標準語を普段から浴びています。

なので日常的に自分たちが使う言語も方

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