【038】シンギュラリティと種の保存と性欲と
読書の秋なので、好きな二冊の本の感想と妄想を走らせてみます。
ヨルゲン・ランダース著の「2025」は、私が最も影響を受けた本のなかの一冊です。これは2012年に出版されたもので、客観的データによるシミュレーション結果と各領域の専門家の見識に基づいて描かれた未来予測が描かれているのですが、著者の目的はその悲観的な未来を提示することではなく、それによってポジティブな行動を奨励することです。現代のSDGsのムーブメントに通じるものと言えます。
同著で予測されている悲観シナリオ、