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息子と私の高校受験237日「私立決定」

勉強漬けの冬休みが終わってすぐの実力テスト。
今までにないいい結果が出ました。
基準も軽くクリアしました。

実は先生から出された基準がクリアできないと、私立高校はかなり家から離れた、通学に相当時間のかかる高校しかいけないと言われていたのです。

「私はぜひこの高校を受験してほしいと思っています。
私立はすべり止めだから、どこでもいいと思われがちなんですが、公立に落ちた時、絶対行かないといけないということがあるので、絶対にここだったら行ってもいいという学校を受験してほしいんです。
この高校を受験できなければ、片道2時間近く時間をかけていかないといけない高校しか受けられないことになります。
だからどうしてもここを受けれるように頑張ってほしいんです。

2学期の期末テストでこの点数、そして実力テストでこれくらい取れれば、努力を認めてもらえると思うんです。
この子は今、すごく努力していますということで、校長推薦という形にしてくださいと私もお願いしますから、この点数はどうしても取ってきてほしいんです。」

担任の先生にこんな後押しをしていただいたことも、彼を本気にさせたのだと思います。
その結果、先生がおっしゃった2つの課題をクリアできました。

そして、実力テスト後の三者面談。

「やりましたね!!よく頑張ったねー!」

担任の先生はこう言って、息子と私を迎えてくれました。
息子もとても嬉しそうでした。

でも、まだ安心はできなかった。(^^::

「この結果を持って、私たちが「この生徒が受験させていただきますので受け入れお願いします」というお願いに回ります。
経験上、大丈夫だとは思います。
この短期間に、これだけ成績が上がっているというのは、努力をして結果が出せるという評価をちゃんといただけると思います。
ただ、絶対とは言えません。
この日にこの学校に受験生のデータを持ってお願いにあがります。
どうしてもだめだった場合は、ほかの学校に希望を変えていただかないといけません。
そして急いでその高校に受験のお願いに行かないといけませんので、その時はお母さんにお電話を入れます。
だからその時はどこの学校にするかというのを、ちょっと考えておいていただけると嬉しいです。」

わかりました。
と答えた後、

全然安心なんかできねーじゃん!!!

と思いました。(笑)

でも
「私たちも頑張りますから!」
という担任の先生の言葉は、とてもありがたかったです。

帰り道、息子には
「大丈夫だよ、絶対!!」
と言い続けました。
「まぁさ、先生も絶対っていうのは言えないのよ。
だからちゃんとだめだった時の伏線をはっておかないといけないじゃん。
でもね。
君はめちゃくちゃ頑張った。
だから絶対大丈夫。」
とか言いながら、内心不安だったのは私のほうかもしれません。

でも息子は
「うん。
でも、だめでもいいよ。
俺、私立いかないから。
公立受かるから、私立はどこでもいいねん。
だって公立受かりゃ、なんも問題ない話やろ?」
と笑っていました。

へぇ。
結構肝座ってんじゃん。
そう思いました。


そして運命の日。
電話が鳴るのを待つことはありましたが、電話がないことを心から祈ったことは初めてでした。



電話は。

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