推しバンドのライブに感動できなくなる?衝撃的なMrs.GREEN APPLEとの出会い
2023年末にレコード大賞を受賞、
初の紅白出場を果たしたMrs.GREEN APPLE。
7月に発売したアルバムが素晴らしく、
同時期に頻繁にラジオで流れていたこともあり、
「Magic」や「私は最強」「ケセラセラ」の前向きなメッセージに何度も励まされた。
同じ頃、ちょうど転職を決意したタイミングだった私にとって、ミセスの曲は応援歌となり、毎日通勤する背中を押してくれていたのだ。
正直、休止前はバンドとして楽曲は知っていたものの、CDを購入したり、サブスクでフォローするほどではなかった。
私をがらりと変えてしまったのは、
2024年1月に行われた、NewDVD発売に合わせたシネマビューイングだった。
これまで色々なアーティストのライブには頻繁に参戦するものの、殆どライブDVD等を買ったことがなかったので、
今回もDVD購入はしないだろうと思い、
「折角だから大画面で見てみようかな。ライブの相性が良ければ見に行けばいいし。確認、確認」ぐらいの気持ちでチケットを入手。
完全なるミーハー状態で当日を迎えた。
そして観賞…
圧巻だった。
シネマの大画面で観た「NOAH no HAKOBUNE」
ボーカル大森元貴さんが構想したというステージ・世界観に、すっかり飲み込まれてしまった。
なんというか、劇場なのだ。
この勢いで歌い続けたら声が死ぬんじゃないか、と思うほどの声量。
グループ3人の絆のような強い結びつきも感じられた。
全員が、このステージを完成させようと団結している空気も。
1曲1曲のパワーがすごい。
2時間弱のライブのはずなのに、少しだけ「もうお腹いっぱいです」と思ってしまうほどの内容。
映画をまるまる1本観たような超大作。
バラードでは思いっきり鼻をすすり、人前に出せない顔になってしまった。
上映が終わっても、頭の中でぐるぐる曲が回っている。
サブスクで何度リピート再生しても足りなくて、
やっぱりあの衝撃を忘れたくなくて、結局DVDも買ってしまった…。
(1週間分のランチ代で買えるじゃん、安い!と思い直した)
がっつりミセス沼にはまってしまった私。
最近10年以上もライブに通っているバンド(敢えて名前は伏せる)のツアー初日に参加したのだが……
去年は泣けていたはずなのに、今年は涙が出てない!?
あの衝撃を超えられないのだ。
私は愕然とした。
とてつもない競争率なのは分かっているが、何が何でもミセスのライブに行かなくては!!!
こうして2024年の目標が定まった。
ある程度年齢を重ねて、これだけ1組のアーティストに没入できたことが単純に嬉しい。
ありがとうミセス。
そしてこれから宜しくお願いします。
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