見出し画像

新型コロナウイルスの第4波、ベトナムは大丈夫?

シンチャオ!
東南アジアの国々で新型コロナウイルスの感染が再び感染が広がっています。ベトナムも4月下旬から第4波が襲っていて、事態の長期化が懸念されています。実際にはどのような状況であるか気になる方がたくさんいらっしゃると存じますので、本記事にはベトナムにおける新型コロナウイルス関連情報をお届けします。

<ベトナム新型コロナウイルスの第4波>
ベトナムの新型コロナウイルス感染の第4波は、4月27日に起きました。全国の省や市では祝日(4月30日)を祝う花火の中止をはじめ、不要不急の混雑を避けるため、ハノイお祭りなどの各種イベントの中止や、海水浴の禁止(ゲーアン省)、カラオケ、バー、マッサージ、映画館の営業停止(ハイズオン省)など、流行の拡大を即座に食い止めるための緊急措置がとられました。
保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する15日午後の発表によると、15日午後の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は1万1212人、死者数は61人となっています。5省・市で市中感染者210人が新たに確認されました。また、新規の市中感染者のうち204人は感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などで、隔離区域内または封鎖区域内で感染が確認されました。

画像1


<ベトナム政府の厳しい抑制>
東南アジアの感染統計からみると、ベトナム政府の厳しい抑制でベトナム政府は新型コロナウイルスの感染をよくコントロールしてきています。また、新規感染はほとんど隔離区域内または封鎖区域内で確認されました。

画像2


<コロナ禍の2021年第1四半期のGDPが+4.5%!>
新型コロナウイルスの感染拡大は、世界経済を根本から揺るがしました。一方、べトナム統計総局は、2021年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率を前年同期比で4.5%と発表しました。業種別で見ると、農林水産業が3.2%、鉱工業・建設業が6.3%、サービス業が3.3%となっています。

<新型コロナ感染拡大から誕生した発明>
■医療サポートロボット「ビボット2」、新型コロナ隔離病棟で活躍中
国防省傘下の軍事技術学院が開発した医療サポートロボット「ビボット(Vibot)」が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の受け入れ病院で活躍しています。ビボット2は、感染者の入院病棟で食事や医薬品、日用品、ごみ、洗濯物などを運搬するほか、搭載しているカメラと通信回線で患者と医療従事者や患者の家族が遠隔でコミュニケーションを取ることが可能です。

画像3

■ホーチミン:学生が病院向けロボット開発、新型コロナ院内感染対策で
ホーチミン市技術師範大学の研究グループがこのほど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として、医療従事者に代わり患者の心拍数および血圧の計測、検体輸送、食事の運搬、投薬、電子決済を行うロボットを開発した。

画像4

■ダナン工科大学の学生グループ、自動手指消毒器を開発
南中部沿岸地方ダナン市のダナン工科大学の学生グループ4人はこのほど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として自動手指消毒器を開発しました。開発期間は3日間で、自動手指消毒器は消毒液の容器やケース、センサーなどから成る。販売価格は1台120万VND(約5600円)。センサーの下に手を入れると消毒薬が自動的に噴射され、手を引くと直ぐに止まる仕組み。

画像5

■Bkav、うがい食塩水で新型コロナ感染者を発見する装置開発
ウイルスセキュリティ国内大手のBkavのグエン・トゥー・クアン最高経営責任者(CEO)はこのほど、生理食塩水のうがい水で新型コロナウイルス感染者を発見することができる人工知能(AI)搭載装置を開発。
うがい食塩水を試験管に入れてある波長帯の光を当て、吸収される波長の量をセンサーで測定した結果に基づいて、AIが感染の可能性を判定する。装置にセットするだけで10秒後に結果が出るとされる。クアン氏は「中央熱帯病病院での初期試験では90%以上正しい判定が得られた。もし成功すれば、新型コロナとの戦い方の戦略を変えることになるだろう」と自信を見せた。

画像6

<ベトナム人、一致団結してコロナに打ち勝とう!>
ベトナム人は昔から民族や国に対する思いは強く、ロックダウン期間中にも全国民が一丸となりコロナとの闘いに臨んでいました。ベトナム中で常に最新情報がシェアされ、時には新規感染者の個人情報(フルネーム、住所、職業、顔写真)も出回るほどの徹底ぶりです(日本ではプライバシー保護の観点から想像できませんが、これがベトナムの実態なのです)。
ワクチン接種の遅れなど様々な困難がありますが、政府の措置及びベトナム人の団結精神でコロナに勝てると信じます!

<ワクチン接種済み入国者の集中隔離を7日間に短縮ガイダンス策定急ぐ>COVID-19予防国家指導委員会はこの席で、新たに策定する隔離・ウイルス検査に関するガイダンスの中で、ワクチン接種済みの渡航者または新型コロナウイルス検査で陰性判定を受けた抗体保持者のベトナム入国について、集中隔離期間を短縮するよう保健省に改めて指導した。前述の条件を満たした入国者は集中隔離期間が7日間に短縮される見通し。

<RIKAIの蔓延防止対策>
ダナンには2021年6月9日から規制が緩和され、一時停止した活動・サービスの再開が許可されました。RIKAIの従業員は在宅勤務を終了し、6月9日から出勤を開始することになりました。
感染防止対策を以下の通りに徹底しています。
・体温測定:会社に出入りする従業員/ゲストは、入る前に体温測定
・「ブルーゾーン」アプリの使用: 従業員は、個人の携帯電話に「ブルーゾーン」アプリをインストールし、感染のリスクを迅速、効率的、正確に管理
・レストランや飲食店に集まって食事をしないこと
・オフィスではマスクを着用し、こまめに消毒を実施等

RIKAI、一致団結してコロナに打ち勝とう!

-----------------------------------

商号:RIKAI株式会社
設立:2017年11月15日
代表者:代表取締役 ドアン・ハイ・バン
所在地:〒101-0026 東京都千代田区神田佐久間河岸91、キューアス秋葉原ビル501
従業員数:200名
業務内容:システム開発(業務システム、モバイルアプリ、インターネットサービスサイト、IoT・AIアプリ)、システムマイグレーション、システム保守・運用
公式WEBサイト:https://rikai.technology/Rikai.html
お問い合せ先:https://rikai.technology/Contact-Us.html


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?