アグア・デ・ハマイカと出涸らしの梅干し風

先日、アジア食品マーケットへ買い物に行った際に、乾燥ハマイカ（Jamaica）、ローゼルとかハイビスカスとも呼ばれるやつを発見しました。パッケージにぎっしり入って$0.99と1ドル以下のお買い得品です。

これからの季節、オアハカで飲んだアグア・デ・ハマイカ（Agua de Jamaica）（下の写真）とか、「ハイビスブルーム」の取材で知った西アフリカのビサップ（Bissap）を自宅で甘さ控えめに作れるのは、嬉しい限り。

作り方は簡単で、乾燥ハマイカに熱湯を注いで10分間蒸らし、えぐみが出る前に花を取り出します。そして温かいうちにハチミツとか砂糖とかを入れて、甘みを付けます。

今回は、芍薬と牡丹のジェリーを溶かして、飲む時にオレンジスライスを浮かべてみました。いい感じです！

そして、ハイビスカスティーの出涸らしの方ですが、食べてみたら、酸っぱくて、ブラジルのレシフェに暮らしていた頃、日本からの移住者が梅干しの代わりに、ハマイカを漬けていたことを一気に思い出しました！

というわけで、出涸らしの方を集めて軽く塩漬けに。乾燥したものを戻して使っているため、コリコリとした歯ごたえがあるのですが、梅干し代りにいろんなレシピに使えそうです。

例えば、塩漬けハマイカを刻んで、醤油・ごま油と合わせ、キャベツに和えてみました。当日よりも翌日が美味しいです。