【読書おすすめ】虹の戦士(北山耕平)
夜中に目覚めて、ふとこの本を読み返そうと思いつきました。なぜかというと、その日にみえたクライアントさんが、施術後に体を起こすなり、本棚のこの本に目を留めたからです。
ネイティブアメリカンの叡智に惹かれる気持ちが強いです。
20代の頃に、テキサス州のフエコ・タンクスという州立公園に行ったことがあります。ここはネイティブアメリカンの居住地だったところで、たくさんのウォールペインティングが残っています。
儀式の場だった斜面には多くの人々が行き交った痕跡があり、月明かりを頼りに神聖な地を目指す行進が目に浮かぶようでした。
部族の末裔であるレンジャーさんに、「君たち(日本人)と僕とは、ファミリーなんだよ」と言われたのをよく覚えています。
先日紹介した吉本ばななさんと大野百合子さんの本には、こんな記述がありました。
集団意識がすごい速さで変わりつつあることは、ボンヤリ者の私も感じます。だからこそ時代の遺物になっていく可能性が高いことも。
虹の戦士として生きる。
私達は1人1人が虹の戦士だし、虹の戦士を育てる立場でもあるんだろうなと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?