【読書おすすめ】ダークホース（トッド・ローズ）

Dark Horse（ダークホース） 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 (単行本)

いちばんのキモは、とにもかくにも追及すべきは「自分自身の充足感」だという点。
×成功すれば→→充たされる、のではなくて
〇充足感の追求が→→成功につながる　　という点と思われます。

自分は何に充足感を覚えるのか？つまり「小さなモチベーション」を掘り起こす。いくつもいくつも。
それを組み合わせて活性化できる機会を見つける。自分に合う選択肢や戦略を見つける。

目的地を忘れよ、目標を定めよ。
シャンプーの例が分かりやすかった。
ある大学の経営者が言ったという。学生に自由に職業を選べというのは、膨大な数のシャンプーが棚に並んでいて、好きなものを選べというようなものだという。それは無理だ、安くて手軽なものを選びかねない、情報筋が選択肢を絞り込んだ中から選ぶべきだと。

誰かが系統立てて並べて、絞り込んでくれたらそれは楽だろう。けれども、自分の髪質や目的が分かっていれば（つまり、個性・小さなモチベ・何に充足感を覚えるかがわかっていれば）容易に選択していける。

〇〇にならなければ、と目的地を決めずに、ワクワクと自分を充たしていこうとしていけばよい、と考えると、とたんにそうして生きている人たちが目に入ってきた。これが、楽しそうなんだよねえ。

Dark Horse（ダークホース） 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代 (単行本)