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映画『水曜日が消えた』を観て感じたこと

今日はお休みだったので、家でゆっくり映画鑑賞。
ずっと気になっていた『水曜日が消えた』を観ました。

あらすじ

幼い頃の交通事故をきっかけに、ひとつの身体の中で曜日ごとに入れ替わる“7人の僕”。性格も個性も異なる7人は、不便ではあるが、平穏に暮らしていた。各曜日の名前で呼び合う彼らの中でも、“火曜日”は一番地味で退屈な存在。家の掃除、荷物の受け取り、通院、、、他の曜日に何かと押し付けられて、いつも損な役回り。今日も“火曜日”はいつも通り単調な一日を終えると、また一週間後に備えて、ベッドに入る。
それは突然やってきた。“火曜日”が朝目を覚ますと、周囲の様子がいつもと違うことに気付く。見慣れないTV番組、初めて聞く緑道の音楽…そう、“水曜日”が消えたのだ。
水曜日を謳歌する“火曜日”だったが、その日常は徐々に驚きと恐怖に変わっていく。残された“火曜日”はどうなってしまうのか―。

引用:映画『水曜日が消えた』公式サイト

物語は、”火曜日の僕”がメインで進んでいきます。
”火曜日の僕”にとっては目が覚めるのは一週間に1度だけ。
目が覚めるといつも火曜日。
曜日ごとに内容が変わるテレビの特集もいつも同じ。
図書館はいつも休館日。
夜、眠りにつくとまた起きるのは一週間後。
”火曜日の僕”にとって1年は52日しかない。

中村倫也さんが主演ということと『主人公が事故の影響で曜日ごとに入れ替わりながら生活している』という情報のみで見始めたのですが、色々と考えさせられることがありました。

この映画を観て感じたこと

まず、自分には1年が365日もあることが改めて幸せだということ。
夜、眠りについてもまた次の日にちゃんと目が覚める。
そして、次の日の”曜日”を生きていくことができる。

朝起きて「うわぁ~もう朝かぁ」なんて言っている場合じゃない!!
「全然時間がないよ~」とできなかったことを時間がないせいにしている自分をとても反省しました。

毎日ちゃんと朝を迎えられる。
1日24時間、1年365日という時間を与えられている。
そんな当たり前すぎて普段何とも思っていなかったことに感謝の気持ちを感じました。

そしてもう1つ幸せだと感じたことは、日々の変化をちゃんと感じられること。
この映画の主人公は、同じ曜日しか生きられない。
前日の僕が何をして、誰と関わって何を感じていたかはそれぞれが記録しているノートの内容でしか知ることができない。

でも、私は昨日のことをちゃんと覚えていられる。
昨日と今日のちょっとした変化にも気づけたり感じたりすることができる。

これも、当たり前だけどとてもステキなことだと感じました。

「何か面白い映画ないかな~」と思っている方にはぜひおすすめの映画です。

エンドロールも面白いので最後までお見逃しなく!



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