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Tableau Tips 横軸の項目名を下ではなく上に表示する「表のレイアウト - 詳細」


こんにちは!
DATASaberのRikaです。(DATASaberって何という方はこちら

便利なのに、あまり知られていない気がするTipsの布教活動中です。
今回のテーマは「横軸の項目名を上に持ってくる」! 
です!

横軸のカテゴリ名、上にあった方が分かりやすいなぁ…

スライド2

・ダッシュボードのデザイン上、上にあるサマリーのチャートと、下のチャートを見比べる必要がある。
・縦に長いチャートで、上にカテゴリ、下にサブカテゴリが分離して目線が行ったり来たりでなんとなく見づらい。

意外と、横軸の下に表示されているディメンションを、上に表示したいシーンって多いですよね。

私も以前、「できないですかね?」と詳しい人に聞いて、「いやー、できなくもないですが、結構面倒ですよ」と言われて以来、長らく諦めていたのですが、
実は「チェックボックスを一つ外すだけ」でできちゃうことが分かったので、布教します!

分析の中の、表のレイアウトの詳細から変更!

スライド3

画面の一番上、「分析>表のレイアウト>詳細」と進んでください。
現れたウィンドウの、

「垂直軸がある場合は、ビュー下部に列シェルフ右端のディメンションを表示する縦軸」についているチェックを外してください。

完成です!

完成、だけどさ…説明文の意味が分かんないんだけど…

「垂直軸がある場合は、ビュー下部に列シェルフ右端のディメンションを表示する縦軸」

・・・Uh-huh? (あーはーん?)

ですよね・・・
私も気になったので調べてみました。こういう時は、英語版のTableauを見るに限ります。

スライド4

Show innermost level at bottom of view when there is a vertical axis.

つまり、

垂直軸がある場合、ビューの下部に、最も深いレベルを表示する。

というのが、オリジナルの英語に一番近い解釈かなと思います。
日本語のほうは、一番深い階層(= innermost level)のことを、シェルフ右端のディメンション、と呼んでいるわけですね。
確かにシェルフの右端のディメンションが最も深い階層にあたるので、間違ってはいないですが、直感的にわかりづらいですね…

ともあれ、ここにチェックが入っていると、一番深い階層のディメンションは下に表示される。外すと、一番深い階層も、上の階層と同様ビューの上に表示される。という理解で問題なさそうです。

おわりに


Tableauのデフォルト設定はとても優秀です。
基本的には、こういうデフォルト設定はいじらないほうが良いケースの方が多いのですが、ダッシュボード全体のデザインや、ユーザーの要望等で、どうしても…!があるのも事実。
「知っていないとまず無理」なところに隠れている分、自力で見つけるのはかなり難しいのでは…と思い、書き残しておきます。
お役立てください!

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