子どものテストが悪かったときの声がけ
みなさま、ごきげんよう。
理科好きりかママです。
小学生以上のお子さまがいると、
夏休みに入り、プリント、テスト類を片付けながら、
点数が良かったテストよりも悪かったテストに気を取られ、
イライラしていませんか?
テストの点数が悪かったとき、一番、ショックを受けているのは子ども本人。
なので、親が「この点数がどれだけ悪いかわかっているの??」
と、ガミガミ言わなくても、
子どもはどれだけ悪いかわかってます。
では、子どもが悪い点数のテストを持ち帰ったらどう声がけするのがよいか。
具体的に挙げていきたいと思います。
*いずれもポイントは、
「親は自分の味方、応援してくれている」
「親は自分を見捨てていない」
ことが、子どもに伝わるかどうかです!!
1)子どもが「テストが悪かった」と伝えてきたら
子どもが帰宅してすぐ、
「テスト、悪かったよ〜」と話しかけてくると、
一瞬、親は「テストの点数が悪いことがどれだけのことか、この子、わかってないのかしら?!」
と思いがちです。
塾や家庭教師の面談でも、保護者の方から
「点数が悪くても、明るい顔して帰ってきて…」とお聞きすることは多いです。
ここで、お子さまの気持ちを代弁するなら、
「点数悪かったよ。ちゃんと解いたのに/勉強したのに。なんでかなぁ?」
となるでしょうか。
実際、我が子も、3年生で50点くらいを取ってきた時、
「ママ、算数のテスト、すごい悪かったよ。見てみる〜?」
と、
何が起きてるのかわからない顔で言ってきました。
「見てみる〜?」と言われたんで、すぐに見て次のように声がけしました。
「んー、これは、どうして✕なのかなぁ?」
「(計算間違いをした問題を指して)計算の仕方が違ったのかな?」
この時は、息子は試験前日にひらめいたオリジナルの計算方法が実は間違っていて、
その計算方法で解いた問題が全て✕でした。
原因がわかって、親子ともにすっきりしましたが、
塾や家庭教師でも、お子さま本人に、
「ここはどうして違っていたのかな?」と聞くと、わからないことが多いです。
つまり、なんで間違えたのか本人はわかっておらず、
本人としても「何が違っていたのか教えてほしい」ことが多いです。
こういう時に、親が
「なんでこんなに点数が悪いの?」と怒っても、子どもは何も答えられませんし、
親に対して心を閉ざすだけです。
(「あなたのためを思って…」と叱っても同じことです。)
ぜひ、一緒に間違いの原因を探す方向の声がけをお願いしたいです。
ちなみに、塾や家庭教師では、間違えた原因を明らかにして、「ここまではわかっていた」「ここがわかっていなかった」と
自分の状況を把握できると、お子さまの表情は明るくなり、次へ期待がもてます。
2)子どもが悪かったテストを隠すようなときは
小学校高学年以降、相談件数として増えるのがこちらです。
中高生になると、塾や家庭教師の先生には見せても親には見せないことも…
親子関係としては、これ以上、悪化させないように…と思うところです。
子どもは親に叱られる、怒られると思って恐がってますので、
まずは、親は怒らず叱らず、
子どもを受け入れる態度を取るべきです。
私が塾講や家庭教師のときに使う言葉は、
「先生も◯点を取ったことがあって」
です。
先生や親も、悪い点数を取ったことがあるんだ。
点数が悪いだけで、人生終わりではない。
点数が悪くても、勉強したことは無駄にはなっていない。
でも、もしかしたら、足りなかったり違ってたりすることがあるので、
そこを修正して、また、勉強すればいい。
人生はトライ・アンド・エラーです。
一度ダメでも這い上がれる人間になれるように、
我が子への声がけを考えていきたいものです。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。
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