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【ざっくり作法】お寺に参拝してみよう!

youも神社に参拝しようよ! は書きましたが、
まだお寺を書いていなかった。

というわけで、今日はお寺の参拝をやってみましょう!

山門で一礼


写真:貞昌院さん(横浜市港南区)


山門は、神社でいう鳥居のような場所。
門の両脇に、阿吽像が建っている場所もあります。
軽く心の中でご挨拶していきましょう。

敷居は踏みつけない

門をくぐろうとしたとき、足下に横木の段差があったりしますね。

場所によっては保護シートがかけてあったりしますが、それでも踏んではいけませぬ。

踏んではいけません。またいでくださいね。
中にはこのように敷居が高い(文字通りの意味で)お寺などもありますが、
頑張って足を上げて、転ばないようにお通りください。

手水舎で手を清める

手水は神社の作法と同じく、

1.右手でひしゃくを持って、左手を洗う→
2.ひしゃくを持ち替えて右手を洗う→
3.また持ち替えて左手を洗う→左手で水を受けて口をすすぐ→
4.ひしゃくを立てて柄の部分を清める

です。

道の中央を歩いていい

神社は道の中央は神様が歩くので、我々は端を歩くのですが
お寺は気にせず、中央でも端っこでも歩いて良いのです。

常香炉で清める

道の途中で、参拝者の皆様がお線香を供えたり、
煙を浴びたりする金属の壺のような物があったりします。
これを常香炉じょうこうろといいます。
煙で魔や邪気(要するに悪いもの)を払う効果があるとされているためですが、身体の悪いところに浴びると良くなるともいわれています。
ありがたいものですので、この煙で身体を清めます。

お賽銭を入れて拝む

本堂で、お線香やろうそくをお供えしたい方はぜひどうぞ。
お香をあげることにより、仏様も喜ばれるでしょう。
(香りを通じ、仏様と対話するという意味もあります)

火をつけたら、それを吹き消さないで手で仰いで火を消します。
お賽銭を静かに入れたあと、神社とは違い、拍手は打ちません
静かに手のひらを合わせ、ご本尊へお祈りしましょう。

一礼して終了

ありがとうございましたという気持ちを込め、一礼しましょう。
山門を出るときにも、本堂へ向かって一礼して参拝は終了です。

お休みの日じゃないと回れない方も多いとは思いますが、
ササッと出る前に、少し境内をめぐってみてください。

本堂の梁の間にある、蟇股かえるまたの彫刻や、
丁寧に手入れされているお庭の草花。
よくわからない(かもしれないけれど)開祖の銅像や仏像など。

私たちの気づかない間に、季節は進み、草花は芽吹いています。
心を豊かにし、穏やかなお心に戻るということが、きっと良い参拝になると思いますよ!

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