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新テニミュサーステのミハエル・ビスマルクにとんでもなく沼った話


■はじめに

2023.10.6~11.12
ミュージカル新テニスの王子様 The Third Stage、サーステ全39公演&合同運動会、お疲れ様でした!
本公演はTDC5公演、大阪8公演、凱旋5公演の計18公演観劇しました。
生まれて初めて同じ舞台を2桁公演数観に行き(主に体力的に)しんどいこともありましたが、私のオタク人生の中でも本当に楽しい2ヶ月間だった。

大千秋楽から早いものでそろそろ1ヶ月あまりが過ぎそうなのにも関わらず、私の頭の中はいまだにサーステでいっぱいで、なかでも特にタイトルにあるキャラクターについて考えることに脳みそのリソースのほとんどを割いている毎日です。

ここで少し自分語りをすると私は新テニセカステからテニミュに出ることになったキャストのオタクをしており、その方の出演をきっかけに原作を履修したところ、あれよあれよという間に見事にテニスのオタクになったテニプリオタク新規の人間です。原作では中学生推しですが4thではまだ未登場のため、新テニミュはどちらかというとキャスト目的&テニミュって楽しい!という気持ちで観ており、そのためサーステ発表当初もキャストのオタクという人格で通う予定でした。そのはずだったのに…………。


今の私、寝ても覚めてもミハエル・ビスマルクのことを考えてしまうようになった。
前置きが長くなりましたが、特定のキャラクターにこの勢いで沼ったのがかなり久々(それこそテニプリにハマりたての頃以来)なので、後から見返して「こんなこともあったな~」と思えるよう、自分用の備忘録としてどういう経緯で何がきっかけでサーステのビスっちに落ちたのか、個人的ターニングポイントを拾いながら、時系列で追っていこうと思う。

※ただのオタクの日記なのにクソ長い
※基本的にあやふや記憶で書いていますので間違いがある可能性もあります
※書いてあることはすべて個人の感想・意見です

■新テニアニメ放映前〜放映時

いきなりアニメから遡るんかい。という感じだが、テニミュがきっかけといえど原作のビスマルクにもすっかり骨抜きにされている現状のため、初めての邂逅から記憶をたどっていく。

確かW杯編アニメ放映直前のテニチャ?でドイツ選手のキャラクタープロフィールがチラ見せされたのだが、この当時原作はW杯まで読めておらずだったので、そこが初めましてだった。ただこの時はビスマルクよりジークフリートの方のキャラデザに特に惹かれており、結構好きかも?と思った記憶があるけど、確かプロフィールを見て2人ともなんかチャラそう!!??ナシナシ!!となった。(ごめん)23.5巻のプロフィールがそのまま出てたのかな?おそらく各々の好みのタイプや今一番欲しいもの:彼女のプロフィールを見て2人ともチャラ男判定してしまったように思う…今思うとジークフリートの1番欲しいもの:彼女なのあまりにも可愛すぎるだろ…。この時ドイツメンバーの知識がほぼなかったので、テニチャゲストでもあったボルクぐらいしか印象に残っていない。

リアルタイムでアニメを見ていた当時もぜんっぜん気にしておらず、どちらかというと推しの試合があるフランス戦に夢中で、海外選手だとまあトリスタンが気になるなあ、ぐらいだった。(ただ、自分がDDチョロオタクであることは知ってたからもっと掘り下げられたら軽率に海外選手も好きになるんだろうなあ。セカステで高校生も大好きになったし…というある種の予感はあったかもしれない。)


■サーステビジュ発表(沼り度0%)

ミュのビジュアル発表の時点でもドイツメンバーには特に触れておらず、推し以外だとフランス選手に注目。鮎川太陽のトリスタンやばそう!!!絶対ここに落ちる!!!と思ってた。

■サーステTDC(沼り度20~30%)

そしてとうとうやってきた初日公演。
新テニ原作は当日までにTSUTAYAに通いつめ、フランス戦までを履修。

初日はとにかく舞台自体の情報量の多さを咀嚼するのに必死でほとんどドイツチームは見れていなかった。推しが出ていない試合だと基本的に原作の流れに沿った見方をしてしまうため、プレド戦は日本チームの動きを中心に追って観劇していた。

でも、今思うと確かにビスマルクの雰囲気は怖かったように思う。初日は3バルだったのもあり表情はほとんど見れていないが、「コートの隅にでも立ってろ」のセリフを聞いたとき、「なんかこのキャラ怖くない?こんな感じだったっけ?」と頭に違和感が残った。
でもドイツ曲は全部かっこよくて自分の好みだし、ビスマルクとジークフリート、ダンス上手いな。最後の曲でも前で踊ってるしダンス担当?まあドイツだとビスマルクは結構好きかもなー。顔綺麗だなー。ぐらいの気持ちを持っていたことは覚えている。

10/7ソワレ終演後、フランスチーム(特に王子とトリスタン)目当てで買った海外トレカを宿泊先のホテルで開封。その際記念にと開封動画を撮っていたので改めて見返してみたのだが、ビスマルクを引いた時「正直顔が好き〜〜!!」とデカい声でのたまっていたし、ちゃっかり交換にも出さず手元に置いていたので、初日から「ビスマルクの顔はすげえ好み」というステータスだったようである。そうなんだ。

そして10/9のサビナンタイムで、客降り中のビスマルクの様子を初めてしっかりと確認。舞台上でのキリっとした眼光鋭い表情とは打って変わって、少しぎこちない微笑みでオタクに優しくお手振りをしている姿を見てときめく。
▼当時のツイート

やはりTDCの時点で「顔」は抗えないぐらいド好みであることを自覚している。


■メルパルク(沼り度70~80%)

ビスマルクに対し「顔めちゃめちゃ好きだな」の気持ちを持ったままでの大阪公演。TDCで複数回観劇し舞台の流れもある程度頭に入りサーステに体が馴染んできたころだったので、せっかくならちょっと注目して見てみるか、とこの辺りから思い始めた。ありがたいことに大阪初日は席運も良く、前方センブロに座れたため、1幕でビスマルクを意識して見てみることにした。

開会式曲の時とか、顔かっこいいな〜整ってるな〜と思いながら見ていた。※ちなみに大阪公演から演技が柔らかくなっていたことには初日の時点では気づいていません。(なぜならTDCで注目していなかったから、後悔)

プレドイツ戦がスタートし不二・デューク戦も割と普通に見ていたのだが、次のダブルス戦、Q・P曲で事件が起きた。

元々、この曲でボルクの「クオリティオブパーフェクト」の後、試合フォームで正面サイドステップする振り?がすごく好みだったのだが、この時何の気なしにビスマルクをもっと近くで見たいなと思いオペラグラスで覗いたところ、綺麗な顔に汗がだっくだくの状態で真剣に踊っているビスマルクの姿が視界いっぱいに飛び込んできた。しかもその汗が青白い綺麗な照明の光に反射してキラキラと光っており、まさに「汗はクリスタル」状態だったのを目の当たりにし………その瞬間体に電流のようなものが走ったのを今でも覚えてる。

▼その時の自分の脳内
え!!??!?めっちゃ汗かいてる!!自分の試合終わってすぐだし暑いのはわかる!ライトも当たってるしめちゃくちゃ暑いだろう!!!でも…一生懸命だ!!!!真剣だ!!!!………………かっこいい😍😍😍‼️‼️‼️‼️‼️(好きな顔をした人が汗をキラキラ輝かせながら蛮族ダンスを踊っている=この世で1番かっこいい景色である。と脳直で変換されてしまい………。)
バーンズ勇気さん、ダンスが本当に上手すぎる………

ダンスが上手い人間が好き&重心低めの激しいダンスが好きという元々の自分の癖もあり、薄々と感じていた「ビスマルクかっこいい」の気持ちをここでやっと認め始めた。
その気持ちのまま改めて見ると、ドイツ全体曲で幸村を威嚇するダンスと待機ポーズももう全てがかっこよすぎて、凱旋ステショは絶対にこの待機ポーズにしろ。またはここのアクスタを出せ。と心の中でずっと願っていた。
(実際出たステショ、正直もっといいシーンあったろ…とまだ根に持っている)

10/20、ビスマルクがあまりにもかっこよすぎて脳みそやられた記念日。久々に無意識に目で追ってしまうほどド好みな人間が現世に現れてしまったという事実に天を拝んだ。まだ生きてていいんだ私。

そして少し日は空き10/25。この日は2階に座り、この日からとうとう1幕でドイツベンチを見始めた。でもこの時点ではまだ永遠定点までには至っておらず、ビスマルクがセリフを喋る時とかベンチで何か動きがありそうな時とかに、ピンポイントでオペグラを覗く程度に留めていた。ベンチでジークと色々話してるのかな?などと思いながら、ベンチのビスマルクの立ち方かっこいい…と思いを馳せていた。(ポッケに手を突っ込んで足をクロスさせ壁に寄り掛かるあれ)

その日の夜にテニミュ公式から上がった写真を見て、ビスマルクの笑顔に脳が破壊され、好き😭😭😭となった。


10/26。この日は有給を取りマチソワ観劇。
もうこの辺りから正直なところビスマルク❤️になってはいるのだが、自分の中でまだどうしても認めたくなく、最推し以外に気になる男ができたな〜!1幕は推しあんま出番ないからビスっち見てよ~!ぐらいの感覚だと言い聞かせていた。今思うと大阪初日から定点しててもよかったほどの衝撃を受けているはずなのだが、当時の私はなぜか頑なにビスマルクを推しと認めようとしなかった。おそらく、本気でハマりそうな男に出会ってしまったことの恐怖が心に無意識にストッパーをかけていたのだと思う。
なんか、テニミュだけで終われる気がしないような予感もあり、これ以上ズブりたくないと思っていた。(オタク特有の謎の心配性)

マチネ、この日はセンブロで、客降りの時に斜め前ぐらいの位置がちょうどビスマルクのコーレス滞留地点だったため、コーレスもそこそこにひたすら横顔を見ていた。その日ドイツのコーレス担当がフランケンシュタイナーだったのだが、ドイツチームの番になっても誰も出てこずどうした?と思っていたらどうやらJAYさんが自分の番を忘れてたらしく、「忘れてた😅!」と笑いながら真ん中に出てきた。微笑ましいな〜と思いながらもふと横目でビスマルクを見ると、腕を組みながら白い歯を見せて笑っていた。
………………え、笑ってる⁉️⁉️⁉️

舞台上のビスマルクはこの頃にはかなり演技が柔らかくなっていたとはいえ、歯を見せて笑う様子はこの時点ではまだ定点スタイルが甘かったこともありしっかり観測できていなかった。しかも、この時の笑顔はサービスナンバー中ということもあり、おそらくキャストの素に近い笑顔だと思われる。もうとにかくとにかく可愛かった。😭😭笑顔が。笑顔が本当に好きだ。
そもそも素のお顔が整いまくりなので無表情でも最高のビジュではあるのだが、こんな厳格なチームに所属しているキャラクターであるという事実を踏まえて笑顔を見ると、そのギャップにおかしくなった。一言で言うと、恋した。(というか仲間のお茶目な様子を見てニコニコ笑ってる姿にキャストさんの人の良さもうかがえてしまい、そこもしんどかった。)

ミハエル・ビスマルク…やばいかも…(n回目)となりながらソワレ。この日は席が後ろの方だったので基本オペグラ観劇スタイルで、もう1幕はベンチワークまですべてしっかり見ようと決意した。
すると、入江の「次のドイツ人はドイツかな?」のセリフの後に、ジークフリートがビスマルクの足をぺしぺし叩き「おい今の聞いたか?」と言わんばかりに顔を見上げ、それに対してビスマルクがしー🤫とたしなめる様子をオペグラ越しに観測してしまい、リアルに「ひっ…」と小さな声が漏れた。(隣の人すみません)

ここでまた個人的な癖の話をすると、昔からお兄ちゃん・保護者ポジのキャラクターになんとなく惹かれがち・年下の世話を焼く面倒見の良いかっこいいキャラが大好きだった私にとって一番ぶっ刺さるシチュエーションである「やんちゃで生意気な年下を年上がたしなめる」という大大大大好きなシーンを拝んでしまい、顔が最高に好きというステータスから、あれ?ビスマルクのキャラも好きかもな…?というステータスにここで昇格した。

そしてこの日の客降りで前方の通路を歩いていたビスマルクから🫶を返してもらうことができ(前通路でも横通路でもないいわゆる埋もれのような席だったのに😭)いよいよここで「好き」「推したい」という数日前から自分の中に沸々と湧いていた感情をやっと認めることにした。遅~~~~~。


ここまで時間がかかった理由として、これはオタクをするにあたっての自分のスタンスというか個人的な謎ルールなのだが、特定のキャラクターや人間を推すにあたっては自分の中である程度の覚悟が必要だと思っており、「そのキャラクター・その人のために自分の意思で金銭・時間を継続的に消費する」ことに対する覚悟が自分の中でできた場合にのみ、「推し」と認めることにしている。
※あくまでも私の中だけの個人的スタンスです。


ちなみにこの日はビスマルクの他の人たちへのファンサの様子も見ており、頑張ってその長い腕を伸ばしてたくさんのオタクとハートを一緒に作っている様子を遠くから見てめろめろしていた。
これも個人的な話で恐縮だが、オタクがよく使う「メロメロになった」「メロった」という表現について、他の人が使う分には全く気にしないが、なんとなく自分が使うのには気恥ずかしさというか抵抗があり文章でも口頭でもなるべく使わないように生きてきた。しかしこの感情に関しては正直「メロメロ」以外に形容しようがなく、抗う理由も最早ないためここで使わずいつ使う!!!!!という気持ちで今も毎日めろめろさせていただいている。こんな気持ちにさせてくれてありがとう。

そしてここで、ジークとのベンチワークを見たことをきっかけにミハエル・ビスマルクというキャラクター自体をもっとよく知りたいという気持ちが湧き、プロフィールを調べ、まだ読めていなかった原作のドイツ本戦をアプリで読むことにした。
(以下、原作ドイツ本戦の話をします。ネタバレあります。)


ここで原作の話をしすぎると確実に文字数が1万を超えオタクの独り言が卒論レベルになってしまうため、原作のビスマルクに関する気持ちの整理は別記事で上げようと思います。なのでとりあえず言いたいことだけ箇条書きで。

・種ヶ島・切原vsビスマルク・ジークフリートの試合があることを知りひっくり返った。フォーステで命の危機を感じた。
・ビスマルクの1番のときめきポイント:ドイツの副将だったこと。Q・P君が参謀かつNo.2だったかと思うのですがまさかビスマルクもNo.2とは…。Q・P君は正直ザ・参謀!!!ってキャラだけどビスマルクが副将なのはギャップだった。副将を任される器でないという意味合いではなく、いい意味で役職持ちっぽくないな〜と思っていたため…。ボルク率いる厳格なドイツチームの中でもビスマルクは社交性が高いというか、原作を読んで多弁で本心が見えにくい、食えない男のような一面も感じたし、冗談や軽口が多いなど思っていたよりもフランクな性格をしていることに驚いたのだが、そんな彼がしっかり王者ドイツのNo.2を任されているという事実に萌えすぎて倒れるかと思った。
「Mr.タイブレーク」やばすぎるだろ。329話のビスマルクの立ち絵、ポスターサイズに印刷して額縁に入れて部屋に飾りたい。跡部様にも言えることだがこういう感じのキャラ(?)で持久戦が大得意という設定、なんかもうほんとにかっこよすぎて苦しい。
・ジークの過去回想で泣いてしまい、ここのダブルスが大好きになった。正直、ジークのキャラクターがもっと自由でわがままで唯我独尊、自分のためだけにテニスができる強さ、を強調されていたならきっとビスマルクだけが好き、で終わっていたと思うが、ジークは腐りかけていたところをビスマルクの言葉に救われ恩を感じており、自身がドイツチームの穴であるという自覚があるからこそジークなりにビスマルクやチームのために自分ができることは何かを考え、試合中もビスマルクの足を引っ張ってしまうことを何より悔しがっている様子を見て、初見だとどうしても生意気で勝ち気な性格ばかりが先行してしまっていたジークフリートの印象がガラっと変わったし、このダブルスペアの解像度がかなり上がった。コンビで推してしまうともういよいよ止まりません。


この日以降の公演では、ビスマルクへの感情を自覚しながら定点した。そうすると不思議なことにやはり細かい変化にも気付きやすくなり、昨日より微笑みが増えた気がする、今日のジークとのベンチワーク好きだな、など新たな発見もあり、テニミュで定点観劇をするオタクの気持ちがわかった。

また感情を自覚した翌日の10/27はタイミングのいいことに大阪公演で最後の下手前方席だったため、堂々とビスマルクを定点し試合もダンスも歌もベンチワークもすべてを堪能した。本当に幸せだった…忘れたくないあの景色…

ビスマルクの好きなところを突然語ってもいいですか?

全体的に動きが大きくて力強く、パワーを感じるところが大好き。テニミュ初参加のはずなのに、どうしてあんなにフォームが上手なんですか?不二覚醒後曲の「だって僕は以前の僕とは違うのだから~」のジャンプスマッシュのフォームが好きすぎて…。
「Yeah!!!!!!」って言いながら重いサーブ打った後に無回転のゆれ球出すとこ、動と静の使い分けが上手で好きなんだよなあ。パワーもあるのにテクニックタイプなキャラクター、良いよね。

ボルク戦曲の「やられたら反撃する徹底的にやり返す」のとこ、動きが激しすぎてウィッグの前髪がすっごい揺れてるんですよね。あと顔が綺麗すぎるので無表情でガン飛ばされると普通に怖いよ。(Q・P曲の最後あたりでQ・Pくんの後ろにカットインする汗だくビスっちの表情も普通に迫力ありすぎて怖い。強者感マシマシで良い。配信で見れます。)
この曲、最後にボルクを中心にみんながラケットを上に掲げるとこ、身長が高いのでラケットの打点がボルクの次に高いところも好き(そこ?)
なのに歩き方とか仲間にラケットを手渡すときとかの所作は落ち着いていて余裕を感じるのでOh…流石王者ドイツのNo.2…これがプロ転向が決まっている男の余裕…LOVE…となる。あと歌っているとき、基本的に口をめっちゃ大きく開けているところも良い。侍vs騎士でも後ろですっごいでっかい口開けて歌っている。良いな~。
あとはnext stageのドイツターンの出ハケダッシュも大好き。袖からあんな全速力ダッシュしてきて立ち位置でピタっと止まってすぐシンクロダンスできるビスマルクとジーク、すごすぎる。普通にダンススキルが高すぎる。「秘策は手の内」って歌詞もいいよね。フォーステのMr.タイブレーク、あまりにも楽しみ。

フォーステで種ヶ島・切原vsビスマルク・ジークフリートの試合を絶対にキャス変なしで見たいという気持ちがあり、基本的に個ブロはよっぽどビジュが好みでない限り1セットだけでいいタイプの人間なのだが今回初めて追いブロなるものをした。ほんのわずかではあるが、応援している人間がここにいることを金の力で示すことで1ミリでも力になれたらと思った。

余談その①:自分自身がサーステでビスマルクにメロメロにされたオタクだったので他に同志がいないか気になり、大阪公演後半から公演終わりに毎日「ビスマルク」「ビスっち」などでパブサしていた。結構いた。うれしかった。

■凱旋公演(沼り度100%)

余談その②:大阪公演終了後から凱旋公演までの期間、沸騰しそうなくらい熱くなったビスマルクおよびバーンズ勇気さんへの気持ちをどこにぶつけていいかわからず、この期間はヒプステ関連の動画や、2年前から更新が止まっているバーンズさんが自分のバッグの中身やお気に入りファッションを紹介してくれるyoutubeチャンネルをひたすら見ていた。今回ビスマルクは試合曲がなく、全体曲でしかソロパートがないのでヒプステの曲から間接的にビスマルクを感じようとしていた(?)限界。

▼これ、めっちゃかっこいいから見てくれ。



凱旋公演はラストの3日間だけ入った。ビスマルクの演技がさらに柔らかくなったという噂はちらほら耳にしていた。凱旋公演については自分が観に行くまで感想やレポは漁らず薄目でTLを眺めていたが、公式アカウントのお知らせから私が観劇する前日がビスマルク、ジークフリート、フランケンシュタイナーの3人の前アナ回だったことを知り、落ち込んだ。(内容はこの時はまだ知らない)

凱旋公演でのビスマルクは確かに大阪公演の時よりもさらに纏う雰囲気や口調が柔らかくなっており、待ちの演技にも細かいバリエーションの変化があったように思えた。(大阪の時に気付けていなかっただけの可能性もあるが)
例えばフランケンシュタイナーがスマッシュを打ち損じた時にはやれやれ…という表情で首を上に向けたりため息をついたりしていたのがとてもよかった。ほか、ジークとのアイコンタクトも増えており、どちらかが発言すれば要所要所で顔を見合わせ笑いあう様子にダブルスの絆をより強く感じることができた。あと、歯を見せて笑うことが増えており、大感謝した。ほんとにほんとにビスマルクの歯を見せて笑う表情が大好きでたまらないので、もっとたくさん笑ってほしい。もっと笑顔が見たいよ。公式で八重歯あるのあまりにチャームポイントすぎてずるい。

ドイツチームのベンチは各々のキャラクター性や人数的にどうしてもベンチワークが少なくなりがちなのでその中でも割と感情の発露をしやすいビスマルクとジークフリートが頑張ってベンチに動きをつけようとしていたのが感じられてダブルス推しとしてはうれしかったし、なんか思っていた以上にこの2人仲良しだな????もこの辺りから感じるようになってきた。

その日の夜、公演も見たのでネタバレを解禁し、凱旋公演のレポを色々見ていたのだが、どうやら前日の前アナでビスマルクがジークフリートに対し「かわいいな」と発言したらしく、(!?)1日遅れで気持ちをざわつかせながら眠りについた。(聞きたかった…。)

11/11マチネ。ここでまた事件が起きる。
この日のコーレス担当がビスっちで、それだけでSO HAPPY!!!!!だったのだが、内容が問題だった。

でっけー声出すぞ!!!!と息巻いていたのにもかかわらず、あの男は通路にいたジークフリートの名前を突然呼び、オタクが「!?」となっている間に「お前には期待してないんだから早く戻って来い」的なセリフを言った後、「…嘘だよ、大好きだ。」となぜかジークに公開告白していた。スペキャになった。正直当時は頭が混乱しすぎてしまっていたため記憶を鮮明に呼び起せないのだが、「大好きだ」の言い方がめちゃめちゃ優しかった気がする。(ここ、「大好きだ」なのか「大好きだよ」なのか「大好きだぜ」なのかちゃんと覚えてなくて、でもこの最後の語尾がなんなのかってめちゃくちゃ重要だと思うんで瞬間記憶能力を持つオタクから真相を知りたい。ただ「大好き」とは確実に言った。)
それに対しジークは照れ臭そうに頭をぽりぽり搔いていた。かわいいね。しかもコール&レスポンスと言いつつオタクが何かを言う隙はなく、なんか気づいたら終わっていた。記憶がない。この辺り、リアルに頭の中にビスマルクとジークフリートの2人しかいなかった。
ふ〜ん…ビスマルクって3歳年下の中学生のダブルスパートナーに対して「かわいい」とか「大好きだ」とか恥ずかしげもなく言える男なんだ〜ふ〜ん…。

▼脳が壊れてしまったよ

11/11ソワレ。楽日の席は3階&2階だったためこの日がほんとのほんとに最後の前方席。
公演自体はいつも通り楽しんだんだけど、1個すっごいかわいいシーンがあって悶えた。↓

ここ、それまで普通に腕組んでベンチに寄り掛かって前向いてたビスマルクが毛利の急なボケに崩壊してすぐ後ろ向いて必死に耐えてた(でもほぼ耐えれてなかった)んだけどね、やっぱ日本のお笑いが分かるミハエル・ビスマルク良すぎるよね。粗品ネタで笑うんだみたいなね。(笑っていたのはバーンズ勇気です)

ここまで、サビナン前のバラード曲でビスマルク回をまだ見れておらず、今日ビスっちだったらいいなあ…とドキドキしながら待ってたらほんとーーーにビスっちが出てきて歌ってくれて、それまでビスマルク単体の歌声は「お前達のテニスはお遊びにしか見えない」しか聴けていなかったオタクにとてもとても沁みた。とっても声が優しくてドイツ語の発音も綺麗でビスっちがバラードをしっとり歌うとこんな感じになるんだね…♡とワンフレーズ聴いただけで脳みそがぽわぽわしてしまったし、「君の別れの言葉が〜」からビスマルクとお別れするのが本当に本当に嫌で辛くてオペグラ構えながら泣いていた。出会えてよかった。君に。
凱旋公演入るたびに毎回思ってたけどこのバラード曲から余韻に浸る間もなくすぐトッポザ始まるのまじオタクの情緒弄んで楽しいか?になりませんでしたか?

この日は上手側の通路寄り席で、客降りでビスっちが近くを通ることは知っていたので緊張しながらハート向けたらちゃんと気づいて返してくれてもうだいすき(T . T)(T . T)大好きが天元突破してしまう………この日は昼も夜もとんでもない公演だったため、終わった後ホテルで友人と通話繋いでメンタルケアしてもらった。ありがとう。

凱旋公演でもっとビスマルクを好きになれた1日だった。推しへの気持ちがリアルタイムでどんどん育っていくの楽しい。

そしてとうとう迎えた11/12。大千穐楽。
ビスマルクとジークに会えるのが今日で最後なのも辛いけど、何より普通にサーステが終わるのがつらくて朝の虚無感すごかった。(まだ終わってないのに)

テニミュの大楽に初めて入ったけど、観客のテンションもいつもよりすごくてボルテージあがっちゃったな。役者の気合いもすごかったように思えて、1つの作品の始まりと終わりを客席から見届けることの楽しさを知りました。
マチネのバラード曲、ドイツ担当はジークだったから、自分が入った公演でビスマルクとジークの回を観れてほんとうによかった😭

大好きだよーーー涙涙涙

ビスマルクは特に、役者さんがTDC→大阪→凱旋と意識して演技を少しずつ変えていらしたと思うので、なんとなく気になって目で追いかけていくうちに自分の気持ちもどんどん引っ張られて目が離せなくなって…という感じでズブズブ沼ってしまい、役者の変化もそうだし自分の中でも1人のキャラクターがどんどん"推し"に変化していく様子を実感できて楽しかった。そして何より、今自分が生きているこの瞬間に大好きなキャラクターをリアルタイムで応援できている時間軸にいれることが最高に幸せで、毎日噛み締めながら劇場に通っていた。(いつも大体そのコンテンツの旬が過ぎ去った後にハマるタイプなので…)

本当にたくさんの幸せをありがとう。2023年、君に出会えてよかった大賞受賞です。
いつか来るフォーステでは、サーステ以上に全身全霊で応援できますように!!!!!Danke schön!!!!

■ちなみに…運動会(沼り度1000000000%)

サーステが終わった後の余韻に浸る間もなく始まった運動会。元々、当初の目的だった推しが紅組だったので紅組シートのチケットを取っていた。たまたまビスマルクとジークフリートも紅組だったのほんっとーーーーーーによかった。危ねえ。白組だったら紅組を応援するフリをしつつ白組ベンチをガン見するスパイムーブをかましてしまうところだった…。

運動会の感想はもう流石にこの日記で語るのはやめておこうと思う。
ただひとこと言わせてもらうと、ビスマルク氏、運動会でさらにまたひとつギアを上げすぎ。

本編でシリアスシーンの多いイケメンの敵キャラが戦いが終わった後の後日談でギャグパートに巻き込まれる…みたいな変化があった。
確かに本公演から常々、歯見せて笑って♡微笑んで♡キザムーブして♡ファンサして♡などオタクの勝手な欲望を心の中で抱いてきてはいたが、この男、全部やりよった。そういえばこの男の大会中の日課:客席の女の子の観察だったわ。
しかも、ジークフリートとの絡みレベルも桁違いにパワーアップしており、面倒見の良いお兄ちゃんムーブをジークに対して振り撒きまくるのでいよいよ私の頭がおかしくなったという話はまた別でします…。運動会の感想だけで1万文字書ける。

来年、ドイツ本戦アニメ化もあるしフォーステもある(願望)のでビスマルクとジークの時代来ると勝手に思ってる。ドイツのオタク、頑張って貯金しような!!

長すぎる自己満日記でしたが、ここまで読んでくださった方がもし万が一いたらお友達になってください😭🤝

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