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〈つゆくさ塩〉 鴨跖草オウセキソウ 薬効


つゆくさを摘んで
お塩と一緒に
すり鉢でとんとん。

青く可愛い
お塩の出来上がり。

生の花びらも一緒に
お料理の仕上げに
振りかけても可愛い。

お豆腐サラダ
カルパッチョ

米粉と卵の白身で焼く
色白のクッキーに花弁と飾って
ブルーソルトクッキーにしても。

パンケーキの蜂蜜にかけたら
ありにも可愛かったのだけど
見ているうちに溶けてしまった。

その儚さすらも愛おしい。

なんにせよ可愛いんだけど
薬効もあるのだそう。

夏休みで退屈している子供たちがあったら
みんなでたくさん作っても楽しいかな、と。

鴨跖草 
オウセキソウ

露草
つゆくさ

解熱作用・解毒作用
利尿作用、むくみ解消
尿路感染症予防
肝臓機能の強化
ダイエット効果
腸内環境を整える
美肌効果
アンチエイジング
下痢の改善
特に副作用はない
やや苦味と渋みはあるがクセはない

薬用部分
全草

開花期に全草を採集し、水洗い後、日干しにする。

成分
全草に粘液質、澱粉、フラボノイドのアオバニン、アオバノール、花にアントシアン系色素のフラボコンメリニン、デルフィニジンジグルコサイドを含む。

薬効・薬理
薬効、薬理に関する詳細は不明とされるが、民間的に利水消腫・清熱・解毒の効能があり、浮腫、脚気、尿量減少、感冒、咽喉炎、耳下腺炎、肝炎、腸炎、帯下、丹毒、腫れ物等用いる。

使用法
解熱には、鴨跖草1回量4~6gを300mLの水で煎じ、1日3回を限度として服用する。下痢止めなどには1日量10~15gに400mLの水を加え、300mLになるまで煎じて3回に分けて服用する。花の汁を衣に擦り付けて染めていたことから古くは着草と云われていた。

その他
5~8月迄の柔らかいよう葉は、浸し物やサラダ等にして食用にするほか、花弁の汁を布に擦り付けて、染め物に使用する。ツユクサは古名をツキクサと云うが、これは「着草」の意味からで、染色に使用したところから付いた。鴨跖草は日干しにしてから調製するが、一度蒸してから干した方が良い。

谷口理香
霊能者/写真家

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