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ここでも咲けると思ったけれど。
田舎暮らしに憧れてこの町に来る人もいるけれど、私はこの町では咲けなかったなぁ。町のせいや人のせいにしても仕方がないのは百も承知。悩みもがき、落ち込み、這い上がり…紆余曲折を経て今また新たな咲き方を模索中です。
1. 再婚を機に北海道の片田舎に移住して10年経った私の英語教室の苦境
再婚を機に北海道の片田舎に移住してそこで英語教室を始めてから10年以上が経ちました。しかし、その間いわゆる鳴かず飛ばずの状態。この町には英語を習いたい人はいないのか?と思う時もありました。
結局のところ、
英語(勉強)なんてそんなにできなくてもいい
という町の暗黙の了解というか集合的無意識が子供達とその保護者をスポーツ少年団、ダンス、習字、部活に向かわせているのでしょう。
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2. オンラインレッスンや英語ノート販売を試してもなかなか集客できないという現実
コロナで学校が休校したあたりから、オンラインレッスンを開始しました。破格の料金で!だけど生徒はそこまで増えませんでしたね。保護者が「やり方がわからない」という家庭が多かったかから。オンラインゲームのやり方はわかっているのに。その後しばらくしてオリジナルの英語ノート販売も開始しましたが、これも反響がイマイチ。販促もかねて今年の小学校の卒業生に一人一冊サンプルのミニノートをプレゼントしました。
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でも、新しいことを試すと結構な頻度で
『何をやってもダメかぁ〜』
って心折れまくり。
この町の町民なのか、それとも私のやり方なのか?もう、考えるのすら面倒!でも生徒がゼロになるまではとりあえず続けよう、とダラダラ続けて今日まできちゃいました。
3. 本業の英語通翻訳業はというと
一方、コロナ禍では翻訳の依頼はかなり多かったです。リモートワークなどで企業の方でもオンライン講習のローカリゼーションに力を入れていたためです(少なくとも海外の企業は) 。
通訳業はコロナのせいでほぼ完全ストップでしたが、それでも入国規制が緩和されてからはコロナ前よりも依頼は増えてきた感じ。
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4. で、今に至る
実を言うと英語教室の方は今年度完全に休校しています。そして私は通訳の仕事で秋まで長期出張しています。
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つまり、私、英語教室と生徒たちを最優先させるのをやめたんです。秋以降再開するかどうかもまだ決めていません。英語を教えるのは嫌いじゃないし、今通ってきてくれている生徒たちは大好きです。でもふと思ったんです。利益を度外視していると自分が不幸になるし、自由度が低くなると。英語教育に熱心でない町で英語を教えるというのはやはり無理があるのかな? 小学校で英語が始まり、英語を習いたいという子が増えるかもという考えは大きな誤算に終わりそう…あと何年私はこの町で英語を教えていくのかな?と出張先で既存受講生と無料オンラインレッスンをしながら考えました。できることなら、ノートの売り上げで生活したいですね。
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