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「目上の人を立てる」ことが、できない時がある

#書く習慣1ヶ月チャレンジ
#Day19
#自分があまり賛同できない常識

目上の人を立てる。

それが大事なことはわかっています。

その仕事について自分より経験がある人や、社会人歴が長い上司の言うことを聞くのは、社会人として基本的なことだとわかっています。

でも、個人的な仕事のやり方に関して、「目上のわたしが言っていることが最適解だ!」「しのごの言わずにやりなさいよ!」と、断固とした態度でこられると・・・。

反発する気持ちが生まれちゃいます。

つい、文句の一つでも言っちゃう時があります。
それで何度ぶつかったことか・・・。笑

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わたしの元上司は、まさにそのタイプでした。

自分の中で決めたシナリオ通りにいかないと、わたしや後輩のせいにして、自分の行動を省みることはありませんでした。

わたしにとって、そんな上司を立てるのは、至難の業でした。笑

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そもそも、なんでそう考えられるのか?を考えてみました。

①自分はそういうやり方で乗り越えてきたという自信がある。

②自分はそのやり方でしか乗り越えたことがないから、他の方法が想像できない。だから、他の方法を試してみるのに抵抗がある。

③経験の少ない目下の人には、どうせ自分より良い考えが浮かばないだろう、と思い込んでいる。

こんな感じでしょうか。

①に関しては、採用する価値が十分ありますが、②③は、思い込みに固執してる部分が強いと感じます。

でも、そうであっても、「目上の人を立てるのが常識でしょ?」という前提で、強気に押し付けてくる。

こちらが別の提案をしたら、「なんで従わないんだ?」と不快な態度を取る。

そういう、「目上の人を立てる」ことを強要するのは良くないと思うんです。

そう思ったら、何事も、自分の意見を押し通すために、世の中の常識に甘えることは良くないということですね。

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そんなこと言ってますが、自分も、つい、後輩に対してそういう使い方をしてしまうことがあります。

後輩の、理解できない行動に対して、つい突発的に、「こうしなさい」と強気に言ってしまう時が・・・。

どうすれば改善するだろう?と考えました。

①とにかく、まずは、相手の話を聞く

②相手が解決策を持っていたら、それを積極的に採用する。

③その上で、必要であれば、「わたしはこうしてきたよ。」と、あくまでも【提案】として提示する。

④それで、相手がやり方を変えなくても文句を言わずに様子をみる。

⑤同じミスをしたら、もう一度上記を繰り返す。

大事なのは、相手の状況を把握した上で、それに合わせた話し合いを始めること、そして、自分の考え方を強要しないこと。

そこをすっ飛ばすと、たとえ良い提案でも、押し付け、という印象を持たれてしまい、その後の対応が上手くいかないかもしれません。

ところが、口下手で、面倒くさがりな人ほど、その部分をすっ飛ばして、結論だけ言って、足りない部分を「目上の人を立てる」という常識に頼ってしまう。

そうならないように、心に余裕を持って相手に接するように意識しています。

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とは言え、状況に応じて、取り合えず従うべき場面もあります。

ただ、疑問があれば、少し勇気を持って話し合いをします。

まぁ、例え話し合いをしても、自分の考え方に固執している人は、柔軟に変えることは相当難しいと思いますが・・・。

わたしがあまり賛同できない常識は、ケースバイケースですが、「目上の人を立てる」ことです。



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