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Report_NYC#5
自分のためとはいえ、ちょっともう疲れてきちゃったのでミュージアムで括って最後にしたいと思います。
おまけでパフォーマンス系も。
MoMA
美術を専門に勉強していた身として行っておかなければ…と行ってきた場所。現代アート概説で聞いた作品がずらり。当たり前だけど全部本物だ!
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ピカソのエリアに人がめちゃくちゃ多くいて、どこでも人気なんだなピカソってと思いながら通り過ぎる。
途中で写真を撮ることを諦め、頭を空っぽにしてただ作品を浴びてくることだけに注力。
Solomon R. Guggenheim Museum
作品よりも建築をメインに観に行った。
美しい空間構成と、丁寧なディテールの処理。
何人かにここは絶対に行くべき ! と強く勧めてもらった場所。
行ってよかった…
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家具とかアールのドアとかの形状が良い~
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2層突き抜けの展示が良い!
THE NOGUCHI MUSEUM
マンハッタンからUberで対岸へ渡る。
車に天窓付いててすご…と思いながら乗った。
運転手さんにMuseum to Museum ?! crazy…と言われた。実は本日3軒目であることはめんどくさいし言い方わからんからええか、と思って言わずに適当に笑う。車の中はクラシックが優雅に流れ続けていた。心地よく眠たくて何度か意識を飛ばしながら到着。
イサム・ノグチの作品が一度に見られる美術館。
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元々作家のアトリエとしても使われていた場所だからか、作品自体がのびのびとして見えたのが良かった。
今日訪れた中で一番居心地が良い、静かで落ち着いた場所だった。
もっとゆっくり滞在したかったのだけど、sleep no moreのために切り上げて再びマンハッタンへ。
Sleep no more
体験型演劇。
廃ホテルを全て舞台にし、シェイクスピアのマクベスを主題とした演劇が展開される。
観劇方法が特徴的。
まず、来場者にはトランプが一枚と仮面が渡される。
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画質が終わってる写真しかない。
携帯はロッカーの中に置いていくか、ポーチに鍵をつけられて封印させられる。
トランプでざっくり組み分けされて仮面を被り前室へ誘導される。
そこで物語の導入とここでのルールを説明される。
「私たちは仮面を被った瞬間、亡霊、アノニマスな存在となり、登場人物たちを鑑賞する。仮面を被った瞬間、しゃべってはならない、もししゃべってしまったら….(意味深) 途中退出は可能だが、再入場はできない。何かあれば黒いマスクをしたスタッフに相談してね」的なことを言われる。
開演してからはカオスに続くカオス。
同時多発的にさまざまな階層で物語が展開され、役者を追いかけながらホテルの中を走り回り、ケンカのシーンでは役者が吹っ飛んできて壁と役者にサンドイッチされ、小道具がとんできたり、悲鳴があちこちで聞こえたり、過激なシーンが展開されたり、感情が忙しく、物語の流れを把握するのはかなり難しい。でも、役者さんと舞台芸術、演出のレベルが高すぎてずっと凄い・・・と感動しっぱなしで、終わった後は夢でも観てたんじゃないか…という気持ちになる。
ブロードウェイ_アラジン
一番わかりやすそうなやつ観よう、という話になり、アラジンを選択。
ジーニーが床からわいて出てくるシーンとか、本当にリアルでやってるの!?っていうくらい魔法で出てきた感じにしっかり演出されていてすごかった。回転しながらせり上がる床…凄い…舞台下どうなってるんだろう。
ダンスと歌が本当に力があって、キラキラしててふわふわした心地で見ていた。
Jimin Moonという役者の人のダンスと表情に途中から目が離せなくなって、ずっとその人を目で追ってしまった。
裏の努力を全く感じさせない軽やかさと自信と本当に舞台に立っていることが楽しいという表情がとても美しい、と思った。
一体、どれほどの鍛錬を積んでこの舞台に立っているのだろうか?
帰りにタイムズスクエアを見る。
明るくてうるさい。決して良くない治安。押し寄せる疲れ。
どこへ行っても大きな音と強い光と多過ぎる人が苦手。
都市に生きるの向いてなさすぎ。
最終日くらい贅沢しようや、ということで
この日だけはRadeo Hotelに宿泊。
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全て寸法をあたるつもりでいたのに
ちょっと寝るつもりが気を失い朝。
ちょうどいい湯加減のシャワーの有難さよ…
帰りは直行便。
出発まで余ったフィルムを消費するために写真を撮る。
フィルムカメラの調子が良くなく、街中での写真はほとんどが露光オーバーで駄目だったのにも関わらず、空港の写真だけがなぜか鮮明に撮れてた。
メンテ出さなきゃな。
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機内でお酒飲みたいなーと思ってワイン頼んだらCAに本当に成人してんのか?!と疑われ、出すの渋られてパスポート見せようとしたらごめんごめん!と笑われた。日本人は幼く見られると聞いていたけど、本当にそうなんだなと思った。
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この間に2、3回くらいスナック渡される。
なんとか帰国し、初英語圏の出張は終了。
初トランジットにビビり、ゲストハウスのシャワーはゼロイチだったり、食べかけのパン鞄に入れたまま美術館入ろうとしたら「間違ってもこれ美術館の中で食うなよ?っていうかこのパン一食分だろ?(⇦腕ぐらいある。でかい。一食分な訳あるか。)なんで残してる?少食か?」と警備員に馬鹿にされたりもしたけれど、とりあえず帰ってこれてよかった。
もう記憶が薄れ始めているけれど、少しでも覚えていられるといいな、と思いつつ。