ロシアのフェイクアカウントについて その㉒:課題一覧


【概要】

フェイクアカウント対策を実施する中で抽出した課題を、書き連ねて行きます。

【課題①:憲法九条改正】

「ネオナチだから」といって核保有国が侵攻してくる、更に残虐行為の限りを尽くすという悪夢が現実に発生しています。

憲法九条で平和を守れるか、というとそれも相手次第だと思います。

現状に即しているかは、議論が必要だと思います。

【課題②:スパイ防止法】

 ・リンクその①

【課題③:外務省ロシア課】

エリツィン政権~プーチン政権まで通して、一体いくらロシアに献金してきたのでしょう?いくら献金しても北方領土が帰ってくるはずがないことは、ロシアの専門家の方々は当然知っていたはずです。キチンと責任を問われるべきです。
 ・リンク

【課題④:フェイク・ニュース耐性教育】

今回は、反ワクチン/反ディープステート/親ロシアの3点セットのフェイク・ニュースをロシアのフェイク・アカウントがまき散らしたようです。

アメリカでは2016年の大統領選挙(トランプvsヒラリー)の頃からロシアのフェイク・アカウントが活動していると言われていて、日本よりは世論の分断が深刻なようです。

日本での世論の分断は、どの程度と評価するべきでしょうか?ロシアの情報戦の効果をどのように評価するべきでしょうか?

もし「効果があった」と評価するならば、国民に対してフェイク・ニュースへの耐性を付ける教育の実施を検討するべきだと思います。

【課題⑤:国連改革】

常連理事国が国際法に違反した場合に、国連が機能不全になる。

【課題⑥:国連への問題提起】

独裁国家の危険性が今回明らかになったと思います。常任理事国なり核保有国なりの条件で、元首の任期の上限を定めてはどうでしょうか?
 ①汚職がはびこる
 ②保身の為に上司を崇拝する
 ③TOPが神格化される
 ④国内に蓄積した不満に耐えかねて、対外的に争いを起こす
というパターンは、典型的だと思います。

【課題⑦:言論の自由と責任】

プーチン政権が今回発揮した凄まじい残虐性と稚拙極まりない嘘は、歴史に残ると思います。

プーチンを擁護する言論を展開した著名人は、発言に責任が発生していることを自他ともに自覚するべきです。

【課題⑧:自衛隊の柔軟性】

ウクライナ軍はロシアの侵略に先立ち、米軍を参考にしながら権限移譲型の組織づくりをしていたそうです。

自衛隊はどうでしょう?

因みに、私の勤務先企業は硬直した上意下達型です。

【課題⑦:イラク戦争に対する反省】

ロシアの国際法違反を指摘する際に、「アメリカのイラク戦争も国際法に違反している」という反論を何度か受けました。

「だからロシアもウクライナで犯罪をして良い」という話にはならないのですが、アメリカの過去の国際法違反についての反省が必要だとの指摘は、その通りだと思います。

イラク戦争に関して報道では、「イラクは大量破壊兵器を保持しているから」という名目で戦争を始め、戦争終了後に「大量破壊兵器はなかった」との結論に至っています。

当然「イラクは大量破壊兵器を保持している」と開戦前に騒いだ人の中には嘘と知っていながらその主張を拡散させた人物がいるはずですが、その詳細は解明されていません。

ディープ・ステートの陰謀を語りたい人は、まずこの点の解明を主張するべきだと思います。アメリカの軍産複合体というコミュニティの中に定着した戦争体質と、政界+メディアの中に定着したユダヤびいきのバイアスが作用した、との指摘は陰謀論(デマ)でしょうか?それとも本物の陰謀(誰かが裏で糸を引いていた)でしょうか?

兎に角、アメリカの国家中枢に「戦争体質+ユダヤびいき」というバイアスが掛かっていることについてはアメリカ国民が自覚するべきですし、一度見つめなおすべき話だと思います。

参考記事

【課題⑧:自衛隊の講義】

馬淵睦夫は防衛大学校で教授職を務めていた履歴があるそうです(2008年11月~2011年3月)。何を教えていたのでしょうね?

伊勢崎賢治氏も「統合幕僚学校高級過程で10年間教えている」と何度かTweetしています。アフガニスタンにおける伊勢崎氏の経験は貴重なものであったかもしれませんが、おかしなことを言っている場面もあります。講義内容はきちんとチェックして欲しいです。「沖縄に加えて北海道の完全非武装化」などと提案していますが、どこまで考えて言っているのか分かりません。

【課題⑨:財政赤字】

中国共産党/習近平政権は3期目に入り、高齢化しながら個人独裁が進むという危険な展開が進んでいます。「台湾統一。武力行使を否定しない。」などと非常識なことを口にしており、警戒の必要があります。

しかしながら日本は数千兆円の国債発行残高が積み上がると共に円安が進み、対応しようにも借金すらできない状況に陥っています。これもまた国防を危うくする要因です。

今の高齢者というのは要するに日本を駄目にした人たちです。権力を行使しましたが、実は国債を積み上げているだけであり、責任を次世代(赤ちゃん)に押し付けているだけです。実は政治をやっていたのではなく、詐欺をやっていたに過ぎません。

日本を駄目にした老人連中を黙らせて財政再建を進めることは、日本の課題です。

【課題⑩:国家公務員の消極性】

外務省の国家公務員に「外国のフェイクアカウントがデマを垂れ流している」と相談した際の返答は「何を信じるかは個人の自由。外務省の管轄外。」というものでした。

同様に厚生労働省の国家公務員に「外国のフェイクアカウントがデマを垂れ流している」と相談した際の返答も「何を信じるかは個人の自由。厚生労働省の管轄外。」というものでした。

「外国が日本の国内世論を混乱させる目的で組織的にデマを垂れ流してくる」という新しい攻撃手法に直面していながら、実態の把握すらしようとしないまま目を背けて済ます姿勢は無責任です。この問題に対処する部署は、現在日本の行政組織の中に存在しません。本来なら、上層部に相談して問題提起することが組織の一員としてあるべき振る舞いです。

言論の自由を悪用した攻撃であり対応が難しいのですが、「フェイクニュースへの耐性を高める教育」などは可能です。この場合は、厚生労働省/外務省/警察庁/文部科学省等が参加して対応を協議することになると思います。

ロシアの情報戦に関するnoteを見繕って外務省と厚生労働省に送ったのですが、反応がありません。

【課題⑪:防衛研究の目利き】

防衛研究をやる機関が必要。「目利きが必要で、官主導ではイノベーションが起きない」という指摘です。こちらの動画を参考にしました。

【課題⑫:社会の無責任体質とイジメ文化】

①都内でウクライナ人主体の侵略抗議、反戦派ロシア人主体の侵略抗議、ロシア大使館前の侵略抗議、政党主体の侵略抗議が行われているが、盛り上がらない。声を挙げる日本人が少ない。困っている人を助けようとせず、責任ある行動をとろうとしない体質は、社会全体に蔓延している。職場での人間関係を思い出せば、想像がつく人が多いのでは。

②なぜ親露はロシアを異常な熱量でロシアを応援するのか。例の男性は「現状に対する不満がロシア擁護に向かうのでは?」とコメントしています。投稿はこちら

【課題⑬:中国人の浸透】

①日本国に帰属意識を持たないまま日本国籍を取得する中国人は、問題があります。選挙権を得て、中共に媚びを売る議員に投票されても困りますよね。
 ・外国人による土地の買収を認めない
 ・留学生を制限する
 ・日本国籍の取得を制限する
等の対策が必要です。

ウイグルや南モンゴルがいかに侵略されたかをキチンと学ぶ必要があります。平和なフリをして近づき、利益をちらつかせながら浸透してきます。

日本はすでに政治やメディアに浸透を許しています。ウイグルジェノサイドに関する報道や非難決議は、中共の妨害を受けています。

正しく危機意識を持つことが大切です。

②中国の海外警察の幹部が国会議員の秘書になっていた、という事件です。投稿はこちら

③秋葉原の中国共産党の海外警察についての記事です(こちら)。

【課題⑭:防衛大学校】

防衛大学校にも色々と問題があるようです。
 ・腐敗体質
 ・集団生活のデメリット
 ・陰謀論の浸透
etc,.

参考はこちら

【課題⑮:自衛隊/防衛省の陰謀論対策】

自衛隊/防衛省関係者に陰謀論に染まった人が見受けられます。陰謀論(デマ)だと思っていたら本当に陰謀だった、、、ということもあります。例えば北朝鮮による拉致は、私は初めて聞いた際には「そんな馬鹿な話があるわけない」と反応しましたが、本当でした。

陰謀論を一概に「荒唐無稽」と切って捨てる姿勢にも問題があるのですが、陰謀論に染まりきって話が通じなくなったり暴走したりするのも問題です。難しい問題なのですが、取り敢えずここではロシア擁護を主張する自衛隊/防衛省関係者を列挙してみます。

【陰謀論者】
 ・佐藤和夫
 ・石濱哲信
 ・荒谷卓/伊藤祐靖(参考
 ・矢野義昭
 ・持田和仁
 ・馬淵睦夫
 ・田母神俊雄

【代理戦争論者】
 ・伊勢崎賢治

元海上自衛隊の伊藤祐靖氏が参政党のボードメンバー(当時)である篠原常一郎と対談しています。この投稿のURLはこちら

篠原常一郎はロシアの手先としてQアノンデマの拡散/親露政党(参政党)の設立工作/ロシア擁護デマの拡散に携わった人物です。

こちらの投稿では、更に孫崎享と柳澤協二を挙げています(こちら)。

【課題⑯:民主主義の劣化】

党員同士が議論して党の政策を形成する。党と党が国会で議論して国策を形成する。

そういう組織文化が日本全体で壊れてしまっています。

党と党の論戦でも「相手の良いものは良いと認める」という姿勢が見られなくなっている、という指摘があります。

日本社会が一度見直すべき点だと思います。

【課題⑰:福祉施設入居者の投票】

福祉施設入居者の投票を施設運営関係者が勝手に行う危険性が指摘されています。参考はこちら

【課題⑱:在日中国知識人】

①2024年時点で日本には日本語ペラペラの中国人が大勢います。中国人と気が付かないほど日本語が自然です。中国共産党が嫌いな人が多いのですが、当然ながら中国を大切に思っています。

中には中国共産党と通じてる人もいるでしょうし、何かのきっかけで中国共産党に協力し始めてしまう人も出てくるでしょう。ある程度の警戒は必要だと思います。

投稿はこちら

【課題⑲:何もしない日本人】

①「詐欺について告発しても公共機関がたらい回しにして対処しない」という問題を告発しています(こちら)。

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