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通帳記入のジィージィー音にほくそ笑む連中をダン・シャーリー

日曜の朝(12月10日)、テレビ見てたら頭がくらくらしてきました。

10年で1000億。
あなたには1000億の価値がありますと評価される感覚を味わってみたいもんです。

ま、いきなり1000億!となったわけじゃなく、
少しずつ結果を出してきて1000億に向けて
大人の階段のぼってきたんでしょうが、
階段の一段目と二段目を行ったり来たりしている身としては
冬の夜見上げるペテルギウスの輝きに
640年前を想像するのと同じぐらい遥か彼方の物語です。


それにしても1000億を通帳記入するとき、あのジィージィージィージィー音は何分ぐらい鳴り響くんだろう。
もーいつまで記入してるんだと列に並ぶ人のいらいらが気になりますが、
「ごめんなさい1000億なんで」と謝ってみたい。

かたや「今日ぐらいは憧れるのをやめましょう」と言った1000億の価値ある男がいて、

かたやキックバックという名のピンハネがばれそうになって「差し控えます」しか言えない連中がいて情けなくなります。


「差し控えます」連中は、ピンハネ分を通帳記入するとき、いくら列の後ろに人が並んでいようとも一切気にすることなくあのジィージィー音に快感を覚え、にんまりとその厚顔をさらしてほくそ笑むのでしょう。


さあ、今年もあとわずか。
年末大掃除がやってきます。いまなによりもダン・シャーリー一掃すべきは何なのか、明言するのは、差し控えます。

「映像の世紀バタフライエフェクト」
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