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「居る?」「要る?」どっち?

ボケの花をもらったので母に分けてあげようと電話して
「ボケいる?」と言ったら、
「ちょっと待ってね」と言ったあとに
父が「もしもし」と電話に出た。


ずっと前の、(たしか)ほぼ日の「言いまつがい」で見かけた投稿だけど、数年経ってもいまだしっかりと記憶に残っている。良かった。まだボケてない。

この投稿をはじめて読んだとき笑ってしまったけど、よくよく考えてみると、かなり深く、この家庭の状況を深み読みしたくもなってしまいます。

父は本当にボケていて、この家庭における「ボケ」とはボケている父、のことだという暗黙の共通認識なのか。
それとも母は、いわゆる漫才でいう「ボケ」のつもりで父と電話を変わったのか。
「居る?」なのか「要る?」なのか。知る由もありません。


で、こんなのも。

ランチ休憩ののどかなひと時。
女性社員数名が休憩室でスイーツを食べながら、◯◯部長(セクハラ傾向あり・加齢臭強め・口臭きっつい)の噂話していたら、扉が開いて男子同僚が「◯◯部長いる?」と尋ねてきました。

スイーツの甘さで脳が軽やかになったからか、女性社員たちは顔を見合わせて、こう答えるんです。


「いらないです」

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