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はじめてのドジャース観戦どうする~試合チケット~

観戦にあたりどの席を選ぶべきかは、どれだけ悩んでも結論が出ない重要かつ難しい問題です。
この記事では、まず旅行会社のツアーで最低限のチケットを確保し、そのあとでアップグレードやリセールサイトを活用することにした、今回のやり方を書きます。




旅行会社のツアーによる観戦チケットの確保

春先のテレビ番組等で「ドジャースのチケットが高騰し、確保がしにくくなっている」といった情報を目にしていたこと(のちのち実態を知ることになるのですが)もあり、確実にチケットを確保できることを優先に考えることにしました。
そこで、旅行会社が企画している観戦チケット付きツアーを発売早々に申し込み、3試合分のチケットを確保しました。標準では4階席(トップデッキ)が用意されていて、追加料金を払うことでアップグレードができるしくみでした。

アップグレード作戦

日本のプロ野球を観戦するときもそうですが、価格が安い上層階の座席は、選手までの距離が遠い反面、球場全体が見渡せるので試合が見やすいというメリットがあります。
そこで、1試合は4階席(トップデッキ)で、残り2試合は低層階に変更することを考えました。

具体的にどのエリアを選ぶかについては、
[案A] 打席に入った大谷選手が正面から見える三塁側内野席
[案B] ドジャースベンチ内が見える一塁側内野席
[案C] ホームランボールを狙って外野席
あたりを候補として考えた結果、

この後、みごとホームランを打ちました

やはり、こんな景色が見たい!と思い、案Aを選択することに。
1試合は2階席、もう1試合は1階席を確保することとしました。

今回観戦した座席の場所

ツアーでの座席アップグレードは、お任せしてしまえるのが最大のメリットですが、追加料金もなかなかのお値段なのが悩ましいところ。また、エリア指定しかできないので、具体的な座席はお任せになってしまいます。そこで、2階席へはツアーのアップグレードを依頼することにし、1階席は自分で確保する(ツアーで標準についてくるチケットは使わず無駄にしてしまう)ことにチャレンジしました。

リセールサイトでのチケット入手

チケット入手の王道はMLBの公式チケットサイトということになりますが、バックネットやベンチに近いエリアのチケットは早々に売れてしまっているので、前方だったり通路側といった良席はまず残っていません。
そうなると、手段はリセールサイトということになります。日本のプロ野球でも公式リセールがここ数年で行われるようになってきましたが、MLBはずっと以前からリセールが普通に行われています。

先達の方々のブログや動画サイトから学びつつ、リセールチケットの入手にチャンレジしました。

SeatGeek

現在のMLBオフィシャルチケット販売マーケットプレイスです。

しかしながら、まだ日本からの売買はサポートされていないようでしたので、今回は次に記述するStubHubを利用しました。

SeatGeekのFAQより

StubHub

SeatGeekに変わるまで、MLBのオフィシャルリセールサイトだったのがStubHubです。現在も Authorized Marketplace of MLB と表記されています。


頑張ってアカウント登録を行い、試合日を選択すると、販売されているチケットが表示されます。色がついているところが、チケットが販売されているブロックです。

StubHubの画面例

このサイトで日々販売状況を確認しながら、出発日の1週間前くらいの時点で座席を決め、購入を行いました。StubHubは、販売価格は売り手が決めていますし、かつ手数料がけっこうかかる(販売価格の30%くらい)ため割高感は否めません。それでも旅行会社ツアーでのアップグレード手数料よりは安上がりで、かつ希望に沿った座席を選ぶことができました。
チケットは、購入後まもなくBallParkアプリのチケットに表示されるので、それで入場することができます。

会員登録しなくても販売状況の表示はできるので、一度見ていただくとわかると思うのですが、例えば8月の大谷選手ボブルヘッドデーでもチケットはたくさん売られています。マスコミのドジャースチケット入手困難、という報道はただの煽りなのね、とこんな経験を通じて実態が理解できました。

最後に注意事項として、日本からStubHubでMLBチケットを買うことはできるのですが、売ることは容易でない(アメリカの銀行口座が必要なようです)ため、不要になったチケットをさばく手段がありません。
このあたりは我が家も悩みましたが、日本から時間と手間と金をかけてはるばる観戦に行くのですから、ぜひ後悔のない選択を。

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