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たった一人のチームスポーツ

サッカーのJ3リーグのツエーゲン金沢でプレーする二人の選手
背番号6 梶浦勇輝選手                                      背番号25 小島雅也選手

私の“にわか”スカウト力では、二人とも、もっと上のカテゴリー(J1やJ2)で十分通用する選手だと見立てていました。
しかし、2024シーズンも引き続きJ3のツエーゲン金沢に残留することを選択し、プレーしてくれています。
 
ところで、サッカーはチームスポーツです。
一人だけ強くて、一人でどれだけ頑張っても、相手チームに勝つことはできません。

また、一般的に個人スポーツと言われる空手を私は楽しんでいます。
しかし、空手が強くなるためには、いろいろなタイプの強い選手たちとたくさん練習(スパーリング)をする必要があります。
このため、個人的には空手も、一緒に練習するチームメイトと強くなっていくチームスポーツだと感じています。
 
その一方で、どちらもチームスポーツとはいえ、練習や試合において、選手は孤独に闘っているのも事実だと思います。

その瞬間、どのプレーを選択するか
しんどいとき、休むか休まないか
ケガをした(している)とき、プレーを続けるかやめるか etc
 
これらは他のチームメイトが変わってくれるものではありません。
状況に応じて、自分自身で決めて、プレーに生かしていく必要があります。
 
やはり結局、どのスポーツも選手は孤独(たった一人)でつらいことが多いと思います。
 
でも、けれども、チームに気の合う選手がいるのといないのとでは、大きく違うように感じます。
気の合う選手がいるから、

気が楽になったり
練習や試合が楽しくなったり
一緒に頑張れたり etc
 
息子は高校へ入学したとき、サッカー部へ入ることを楽しみにスパイクなどを新調していました。
実力は新入生ではトップクラス
(すみません)。
しかし、仮入部(体験入部)のとき、中学校ではクラブチームに入っていた新入生の生徒の連帯感や雰囲気に、部活動だった息子は楽しさより孤独を感じたのかもしれません。
結局、他の運動部に入りました。
 
ツエーゲン金沢の梶浦勇輝選手(カジ)と小島雅也選手(コジ)

ピッチ内外の二人の関係・雰囲気を見ていると、とても微笑ましく、また羨ましくも感じます。

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