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TNRを始めたきっかけ

それは実にわかりやすくて、実家に帰ってみると、父が「餌やりさん」になってたから!!
しかも部屋は片付けられないせに、餌やりは
雨の日も風の日も1日も欠かす事なくきちんと
やってたから増える増える!!

元はと言えば、うちの畑やビニールハウスに猫を捨てにくる人が悪いんだけどね。
しかもちょいちょい捨てられる。

民家からは離れてるし、農家しか来ない場所で
人目につかないから捨てるのには好都合。

多分最盛期は80匹はいた。
せめて雌猫だけでもしないと大変な事になるよ、
避妊手術しようよ、って。

最初は手術しないって言ってた父。
まぁうちの田舎でそんな習慣ないよね。
平気で猫を人様の畑に捨てに来る人が後をたたないような田舎だから。


でも私にこんな頭数できるお金もなくて。
自宅周りの野良猫たちをお金を貯めてコツコツ
するのが精一杯だったし。

どうしようかなぁと思ってた矢先、父が病気に
なり入院。
弱気になってる今がチャンス!と病室で説得して、手術費用は出して貰える事に。
捕まえ病院への送迎は私。

終わるのに4年かかった。雌猫54匹。
最後の1匹が捕まった時、あぁこれで終わった、
って泣いたの覚えてる。

雌猫だけでも終わらせておけば増えない。
たまに雌猫が捨てられるけど、すぐ捕まえて
避妊手術。

終わってから7年たつけど、今は畑の猫は
20匹いないよ。


諦めなければ終わる。

1人でコツコツやってたから、いつ終わるんだ⁉️
と不安になったり、捕まらなくて病院に何回も
キャンセルの電話したり(申し訳なくてねぇ)


今は亡き父が、なかなか捕まらない子を
超ファインプレーで捕まえてくれたのは
良い思い出だなぁ。。

父が生前可愛がってた三毛猫、大風邪ひいてた時に保護して、避妊手術してもリリースせずに
うちで飼ってたんだけど、去年亡くなっちゃって。

天国で父に会えてたらいいなぁ。

父さん、ありがとう。
あとは最後の子が天国にいくまで、ちゃんと
餌やりするからね!

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